江東区は「集合住宅の上限150万円」が23区でいちばん大きい区です
江東区地球温暖化防止設備導入助成事業の高反射率塗装は、施工面積1㎡あたり1,000円 。上限は個人住宅で20万円、事業所で20万円ですが、集合住宅(独立住戸5戸以上)は上限1,500,000円=150万円 です。
アパート・マンションを持っているオーナー様、分譲マンションの管理組合様にとっては、これが江東区でいちばん大きい制度 です。
ただし——対象になる部位は屋根・屋上・ベランダだけ です。ここを勘違いすると助成が下りません。下で説明します。
⚠ 江東区は「壁面」と「立ち上がり」が助成の対象外です
江東区の【高反射率塗装】申請時の注意点には、「日射が遮られる場所や、立ち上がり、壁面は助成対象外です」 と明記されています。交付要綱でも、対象は「住宅の屋根、屋上及びベランダ(太陽光熱が反射する部分に限る。)」 です。
つまり「江東区 外壁塗装 補助金」で探しても、外壁そのものには助成は下りません。 下りるのは屋根・屋上・ベランダに高反射率塗料を塗った部分です。
とはいえ、屋根と外壁は1回の足場でまとめて塗るのがいちばん無駄がありません。 足場を2回組むほうが高くつきます。屋根の分だけ助成を申請する形で進めるのが現実的です。
江東区の制度の中身(令和8年度)
制度名
江東区地球温暖化防止設備導入助成事業(高反射率塗装)
担当課
江東区 環境清掃部 温暖化対策課 環境調整係 03-3647-6124
対象になる部位
屋根・屋上・ベランダ (太陽光熱が反射する部分)。立ち上がり・壁面は対象外
助成額
施工面積1㎡あたり1,000円
上限額
個人住宅 20万円/集合住宅 150万円 /事業所 20万円
塗料の要件
①JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適合、または②JIS K5602・JIS R3106で日射反射率(近赤外領域)50%以上 。いずれか でよい
証明書類
①はカタログ、②は第三者機関の証明書の写しまたはカタログ
申請のタイミング
必ず工事着工前。 工事着工日の1か月程度前 に申請することが推奨されています
受付期間
令和8年4月1日〜令和9年3月15日必着(完了報告 令和9年3月31日必着)。予算の範囲内
対象者
個人住宅用=戸建て・賃貸住宅を含む (1戸以上5戸未満)/集合住宅用=区内の分譲マンションの管理組合、5戸以上の集合住宅を所有する個人・事業者 /事業所用=区内の中小企業者等
区内業者の要件
要綱・ご案内に記載はありません。 ただし「区外でも使える」と区が明言しているわけではありません
江東区でいちばん大きいのは「集合住宅の150万円」です
個人住宅の上限は20万円。1㎡あたり1,000円なので、屋根の面積が200㎡を超えれば上限に届きます。戸建ての屋根で200㎡を超えることはまずありません から、実際に受けられる額は屋根の面積で決まります。
一方、集合住宅(独立住戸5戸以上)は上限150万円 です。マンションの屋上は面積が広く、大きな金額になり得ます。 分譲マンションの管理組合、5戸以上のアパート・マンションを所有する個人・事業者が対象です。
金額の目安はここでは書きません。屋根・屋上の実際の面積を測らないと、正しい額は出せないからです。 「◯万円戻ります」と先に言う業者にはご注意ください。
5戸未満のアパートは「個人住宅用」の扱いです
江東区の個人住宅用は「1戸以上5戸未満」 で、賃貸住宅も含まれます。 4戸のアパートは個人住宅用(上限20万円)、5戸のアパートは集合住宅用(上限150万円)。戸数のたった1戸の差が、上限額の差になります。 お持ちの物件がどちらに当たるかは、申請前に区へご確認ください。
申請の流れと、いちばん多い失敗
江東区の交付要綱は「設備の設置工事に着手する前に申請する」 と定めています。ご案内でも「工事着工日の1か月程度前には申請をお願いします」 とされています。
⚠ 「足場=着工」かどうかは、江東区の公式資料に書かれていません
交付要綱にも、ご案内PDFにも、【高反射率塗装】申請時の注意点にも、「足場」という言葉は一度も出てきません。 つまり足場を組んだ時点で着工扱いになるかどうかは、公式には明記されていません。
他区には「足場設置等着工した場合は受付できません」と明記している区もあります。江東区にはその明記がない ——というのが事実です。当社が勝手に「足場までなら大丈夫です」と言うことはできません。
安全なのは、足場を組む前に申請を済ませておくことです。 足場が着工に当たるかどうかは、契約前に江東区 温暖化対策課 環境調整係(03-3647-6124)へご確認ください。
江東区は「対象外の事業者」を公表しています
江東区は、この助成の手続代理人・施工事業者として対象外とする事業者を区のホームページで公表しています。 令和8年度時点で3社が挙げられています。
これは区が公表している事実 です。当社から特定の会社を批判することはいたしません。ただ、「区が対象外事業者を公表するような制度である」ということは、依頼先を選ぶときに知っておいて損はありません。 心配な場合は、契約前に区の公表リストをご覧いただくか、区へお問い合わせください。
⚠ 契約前に、必ず区の担当課へご確認ください
外壁塗装ラボの本社は東京都足立区舎人 です。江東区の公式資料には「区内業者に限る」という記載はありません 。ただしそれは「区外の業者でも使えます」と区が明言しているという意味ではありません。当社から「使えます」と断定することはいたしません。
①区外の業者が使えるか ②足場を組んだ時点で着工扱いになるか ③予算がいま残っているか ——この3点は、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。 制度は年度ごとに変わります。
お問い合わせ先:江東区 温暖化対策課 環境調整係 03-3647-6124
江東区・文京区・中央区・足立区の制度のちがい
同じ「外壁塗装の補助金」でも、区によって対象になる部位も、必要な塗料の性能も、申請のタイミングもまったく違います。 下の表は令和8年度の区公式資料をもとにした比較です。
区
対象部位
金額の上限
申請のタイミング
江東区
屋根・屋上・ベランダ立ち上がり・壁面は対象外
1㎡あたり1,000円集合住宅は上限150万円 (個人住宅・事業所は20万円)
工事着工前(着工の1か月程度前を推奨)
文京区
屋根・屋上のみ外壁・立ち上がり・庇・ベランダは対象外
1㎡あたり2,000円 上限40万円(管理組合等は100万円 )
事後申請 (設置・支払完了後、設置月ごとの期間内)
中央区
機器名は「屋上・屋根用高反射率塗料」 外壁の可否は区にご確認ください
導入費用の20% 住宅10万円/共同住宅の共用部35万円 /事業所20万円
事前申請(工事の2週間程度前まで)
足立区
遮熱塗装(戸建てのみ)
補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円
着工予定日の5開庁日前まで/足場を組んだ時点で着工扱い
塗料の反射率の数値も区ごとに違います
江東区・文京区・中央区・足立区はいずれも近赤外線領域の日射反射率50%以上 ですが、23区のなかには60%以上 を求める区もあります。「50%の塗料だからどこでも通る」ではありません。 使う塗料は、施工する区の要件に合わせて選ぶ必要があります。
費用と助成のバランスをどう考えるか
助成金は「工事費が安くなる制度」ではなく「屋根に高反射率塗料を塗った分が戻ってくる制度」 です。助成をもらうために必要のない工事を足すのは本末転倒です。
外壁と屋根の費用の考え方は江東区の外壁塗装の費用相場と見積りの見方 にまとめました。屋根だけの話は江東区の屋根塗装・屋根の塗り替え 、遮熱塗装そのものについては江東区の遮熱塗装(高反射率塗装) をご覧ください。
アパート・マンションのオーナー様、管理組合様は江東区のアパート・マンション外壁塗装と大規模修繕 と江東区のアパート・マンション共用部の修繕 もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 江東区の助成金は外壁にも使えますか。
A. 使えません。江東区の申請時の注意点には「日射が遮られる場所や、立ち上がり、壁面は助成対象外です」と明記されています。助成の対象は、屋根・屋上・ベランダのうち太陽光熱が上空に向かって反射する部分です。外壁の塗り替え自体は助成の対象外ですが、屋根と外壁を1回の足場でまとめて塗り替え、屋根の分だけ助成を申請するという進め方はできます。見積書の内訳を分ける必要があるかどうかは、江東区 温暖化対策課 環境調整係(03-3647-6124)へご確認ください。
Q. 集合住宅の上限150万円は、どんな建物が対象ですか。
A. 江東区の集合住宅用は、区内の分譲マンションの管理組合、または独立住戸が5戸以上ある集合住宅を所有する個人・事業者が対象で、施工面積1㎡あたり1,000円・上限1,500,000円です。5戸未満のアパートは個人住宅用(上限20万円)の扱いになります。
Q. 足場を組んだら着工扱いになりますか。
A. 江東区の要綱・ご案内・注意点のいずれにも「足場」という言葉は出てきません。つまり公式には明記がありません。ただし「設備の設置工事に着手する前に申請する」「工事着工日の1か月程度前には申請を」とされているため、足場を設置する前に申請を済ませておくのが安全です。足場が着工に当たるかどうかは、契約前に江東区 温暖化対策課 環境調整係(03-3647-6124)へご確認ください。
Q. 足立区の当社(区外の業者)が施工しても対象になりますか。
A. 江東区の交付要綱・ご案内には、施工業者の所在地に関する要件は書かれていません。ただし「記載がない」ことと「区外でも使えると区が明言している」ことは別です。当社から「使えます」と断定することはいたしません。契約前に必ず江東区 温暖化対策課 環境調整係(03-3647-6124)へご確認ください。
Q. どんな塗料なら対象になりますか。
A. 江東区は、①JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)の規格を満たすもの、または②JIS K5602・JIS R3106における日射反射率(近赤外領域)が50パーセント以上のもの、のいずれかとしています。①はカタログ、②は第三者機関の証明書の写しまたはカタログで確認されます。
Q. 申請はいつまでですか。
A. 令和8年度は、申請が令和8年4月1日から令和9年3月15日必着、完了報告が令和9年3月31日必着です。予算の範囲内での実施です。予算がいま残っているかは、江東区 温暖化対策課 環境調整係(03-3647-6124)へご確認ください。
江東区の外壁塗装・屋根塗装のご相談は外壁塗装ラボへ
外壁塗装ラボ(株式会社丸巧)は足立区舎人を拠点に、江東区でも戸建て・アパート・マンションの外壁塗装、屋根塗装、鉄骨階段のサビ止め、長尺シートの張り替え、屋上防水を行ってきました。
江東区の助成は、着工前に申請を出せているかどうかで決まります。 当社は見積りの段階から、屋根と外壁の内訳を分け、塗料の反射率が分かる資料をそろえます。保証は工事内容に応じて最大10年です。一級塗装技能士は当社の職人会(協力会)に在籍しています。
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