
豊島区に「遮熱塗装の助成」はありません
近くの足立区・葛飾区・北区には、遮熱塗装や高反射率塗料に出る区の助成があります。しかし豊島区の令和8年度のエコ住宅普及促進費用助成金には、塗料が対象機器として入っていません。「豊島区でも遮熱塗装に補助金が出る」という話を聞いたら、必ず区にご確認ください。
豊島区で遮熱塗装に助成が出ない理由(区公式の対象機器)
豊島区 環境政策課の「エコ住宅普及促進費用助成金(令和8年度)」の対象機器は、次のとおりです。
| 個人住宅 |
太陽光発電システム/蓄電システム/雨水貯水槽/エネファーム/HEMS/断熱改修窓 |
| 集合住宅 |
共用部分の太陽光発電システム/共用部分のLED照明器具/居住部分の断熱改修窓 |
| 塗料・塗装 |
対象機器の一覧に記載がありません(=対象外) |
詳しくは豊島区の補助金ページにまとめています。
契約前に、必ず区の担当課へご確認ください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、制度によって扱いが違い、年度の途中でも変わります。契約する前に、ご自身で区の担当課へ電話でご確認ください。
問い合わせ先:豊島区 環境政策課 事業グループ 03-3981-2771/豊島区 住宅・マンション課 03-3981-1385
それでも遮熱塗装をする意味はあるのか
助成が出ないなら、遮熱塗装は無駄なのか。そんなことはありません。ただし「効く建物」と「あまり変わらない建物」があります。正直にお伝えします。
効果を感じやすいことが多い建物
・最上階の部屋が、夏に明らかに暑い建物
・陸屋根(屋上)で、屋根面に直接日が当たる建物
・金属屋根・スレート屋根で、天井裏の断熱が弱い建物
・工場や倉庫のように、屋根の面積が大きい建物
あまり変わらないことがある建物
・天井裏に十分な断熱材が入っている建物(すでに熱が室内へ伝わりにくい)
・上階が住戸で、自分の部屋の上に屋根がない場合
・屋根に濃い色を選ぶ場合(同じ塗料でも反射率が下がる傾向があります)
当社は「何度下がる」「電気代がいくら下がる」という数字はお約束しません。現地を見て、効果が出にくい建物なら、その場で「遮熱にしないほうがいい」とお伝えします。
遮熱と断熱の違い(ここを混ぜている広告が多い)
遮熱は、太陽の熱を反射して受け取らない考え方。断熱は、受け取った熱を室内に伝えない考え方です。塗装でできるのは主に遮熱です。「塗るだけで冬も暖かい」といった説明は慎重に聞いてください。なお、断熱と遮熱の両方の性質をうたう塗料としてはガイナ(GAINA)などがあります。ガイナ(GAINA)のページもご覧ください。
近隣の区との比較
| 区 |
外壁・屋根の塗装に使える区の助成 |
当社(足立区の業者) |
| 豊島区 |
塗装工事そのものに出る区の助成はありません(住宅修繕・リフォーム資金助成は所得制限あり・区内業者限定) |
使えません |
| 板橋区 |
塗装に使える区の助成制度がありません(区の省エネ機器補助は令和2年度で終了) |
使えません |
| 足立区 |
遮熱塗装の補助(補助対象経費の3分の1・上限5万円/戸建てのみ) |
使えます(当社が足立区の事業者) |
| 葛飾区 |
かつしかエコ助成金(遮熱塗装)。要件・金額は区にご確認ください |
区内業者に限るという記載はありません |
| 北区 |
高反射率塗料の助成(区外業者の施工も申請可) |
区内業者に限るという記載はありません |
※ 制度の内容・金額・受付状況は年度の途中でも変わります。最新は各区の公式ページと担当課でご確認ください。
よくあるご質問
Q. 豊島区で遮熱塗装をすると補助金が出ますか?
A. 出ません。令和8年度の豊島区エコ住宅普及促進費用助成金の対象機器は、太陽光発電・蓄電池・雨水貯水槽・エネファーム・HEMS・断熱改修窓で、遮熱塗料・高反射率塗料は対象機器に入っていません。住宅修繕・リフォーム資金助成も、区内に事務所がある住宅相談連絡会の会員業者しか使えません。
Q. 遮熱塗装は本当に効果がありますか?
A. 遮熱塗料は太陽光の熱を反射して、屋根や屋上の表面温度が上がりにくくなるように作られた塗料です。ただし効果の出方は、屋根の形・断熱材の有無・色・建物の使い方で変わります。当社は「何度下がります」「電気代が何円安くなります」という数字はお約束しません。現地を見て、効果が出やすい建物かどうかを正直にお伝えします。
Q. 遮熱と断熱は違うのですか?
A. 違います。遮熱は太陽の熱を反射して、屋根が熱を受け取りにくくする考え方です。断熱は、受け取った熱を室内に伝えにくくする考え方です。塗装でできるのは主に遮熱です。窓や壁の断熱改修は塗装とは別の工事になります。
Q. 色によって効果は変わりますか?
A. 変わります。同じ塗料でも、濃い色ほど日射反射率は下がる傾向があります。屋根に濃い色を選びたい場合は、遮熱の効果が落ちることを理解したうえで決める必要があります。色選びは当社の担当と一緒に決めていきましょう。