
台東区の共用部は「外壁より先に、階段と鉄部から傷みます」
アパート・マンションの修繕というと外壁の話になりがちですが、実際に入居者が毎日さわり、毎日見ているのは階段・廊下・手すりです。そして建物の中でいちばん先に危険になるのも、この共用部です。
とくに台東区のように古い鉄骨造のアパート・ビルが多い地域では、鉄骨階段のサビが段板(踏み板)の裏側から進み、外から見えるころにはかなり進行していることがあります。当社(外壁塗装ラボ/株式会社丸巧)は、この共用部の修繕を本業として続けてきた会社です。台東区でもビル階段の長尺シート張り替え・爆裂補修・鉄部塗装を手がけています。
症状から見る、共用部の直し方
階段を上ると「たわむ」「ミシッと鳴る」
鉄骨階段の段板の裏がサビて痩せているサインです。塗装だけでは戻りません。段板の交換・裏板の溶接・当て板といった補修が必要かどうかを、まず見極めます。ここを塗装で隠す業者に頼むと、数年後にもっと大きな費用になります。
階段・廊下の床が滑る/シートがめくれている
長尺シート(防滑シート)の張り替えどきです。雨の日の転倒事故は、オーナー様の責任問題になりかねません。下地のモルタルが割れている場合は、シートを張る前に下地から直します。
手すりがザラつく/さわると手に錆がつく
鉄部の塗り替えどきです。ケレン(サビ落とし)をどこまでやるかで、次に錆が出るまでの年数が変わります。上からきれいに塗るだけの工事は、短い期間で同じ場所からサビが出ます。
コンクリートが欠けて鉄筋が見えている(爆裂)
中の鉄筋がサビて膨張し、コンクリートを押し割った状態です。錆を落とし、防錆処理をして、断面を復旧するという手順が必要です。上から塗るだけでは再発します。台東区のビルでも、この爆裂補修と鉄部塗装・長尺シートをまとめて行った実績があります。
最上階から雨漏り/屋上に水たまりが残る
屋上防水の傷みです。ウレタン・シート・FRPなど、いまの防水層の種類と傷み方で工法が変わります。ここは台東区の助成が使える可能性がある場所でもあります(次の項目)。
★ 屋上の高反射率塗装なら、台東区の助成が使えます(管理組合も可)
台東区の「脱炭素推進助成金 ⑥高反射率塗料施工」は、共同住宅・事業所でも申請できます。対象は屋上・屋根(笠木・立上りを含む)とベランダ。外壁(側面)は対象外です。
助成額:対象経費(税抜)×20%・上限15万円(戸数による別枠はありません。区のよくある質問でも「集合住宅全体を断熱改修する場合も15万円まで」と同じ考え方が示されています)
塗料:第三者機関の測定で日射反射率が近赤外域40%以上(高日射反射防水塗料・防水シートは50%以上)
足場:塗装のために必要な足場の設置費用も対象。対象外の工事と共通する足場代・人件費は按分して計算されます
管理組合:申請できます。押すのは理事長印(理事長印がなければ、現在の理事長の私印または管理組合印でも可)
再申請:⑥高反射率塗料施工は交付を受けてから10年経過すると再び申請できます(申請の手引き3ページ)
屋上防水のトップコートを塗り替えるタイミングと重なることが多い制度です。ただし防水工事そのものを助成する制度ではありません。助成の対象になるのは「反射率の基準を満たす高日射反射塗料・高日射反射防水塗料・防水シート」を塗布(施工)する部分です。いまの防水層の状態によって組み立てが変わるため、判断がつかない点は区に確認したうえで進めます。
⚠ 令和8年度の後期は「事前申込が8月18日〜8月24日の1週間だけ」です
台東区の脱炭素推進助成金は先着順ではなく抽選です。前期(4月9日〜4月16日)はすでに終了しました。後期の事前申込は令和8年8月18日(火)8時30分から8月24日(月)17時00分まで。この1週間を過ぎると、令和8年度はもう申し込めません。
事前申込には見積書(金額と内訳が分かるもの)が必要です。見積りを取るところから逆算すると、8月に入る前に業者へ相談しておくのが安全です。
※抽選を行うかどうかの発表は8月31日、抽選会は9月2日、当落の発表は9月11日。当選(受理)のメールを受け取る前に工事を始めると対象外になります。
1棟オーナー様(賃貸)・1階が店舗の建物の場合
台東区の助成は住宅向けと事業所向けに分かれています。共通の要件として「建物が自己所有でない又は共有している場合は、所有者(共有者)の承諾を得ていること」「販売、譲渡等を予定している建物への施工ではないこと」があります。
そして1階が店舗のアパート・ビルのように住宅と事業所が混ざった建物については、区のよくある質問にこう書かれています。「住宅部分と事業所部分に分けて、それぞれ手続きを行ってください」「事前申込の時は、住宅部分と事業所部分の経費が明確に区別できる見積書の提出をお願いします」。さらに住宅向け・事業所向けの両方で抽選になった場合、一方が当選し、もう一方が落選する可能性もあると明記されています。見積書の内訳の作り方が、そのまま結果を左右します。ここは当社がご相談に乗ります。
入居者がいる建物での工事で、当社が気をつけていること
共用部の工事は、入居者の生活の上で行う工事です。ここでの雑さは、そのままクレームと退去につながります。
・階段は片側ずつ、通行できる状態を残して進める/全面を一度に止めません。
・「今日はどこを触るか」を事前に掲示する/洗濯物・自転車の移動をお願いする日を先にお伝えします。
・塗り立ての場所は必ず表示する/手すりの塗装は、乾くまでの動線を分けます。
・工事のあと、写真で報告する/オーナー様が現地に来られなくても、どこをどう直したかが分かるようにします。
外壁だけ塗り替えても、階段が錆びていて床が滑るままなら、内見に来た人はそこを見ています。限られた予算をどこから使うか、というご相談から承ります。
当社の体制について(正直に書きます)
当社は足立区舎人に本社があり、台東区は日常的に施工しているエリアです。工事は当社と当社の職人会(協力会)の職人で行います。一級塗装技能士は職人会に在籍しています。保証は最大10年(工事の内容・部位によって年数が変わります)。台東区の助成は「施工業者の指定等はなく、その住所も問いません」と申請の手引きに明記されているため、区外の当社でも対象になります。ただし運用は変わり得るため、契約前に区へのご確認をお願いしています。
契約前に必ず区へご確認ください。区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。
台東区 環境課 普及啓発担当 電話 03-5246-1281(ファクス 03-5246-1159)
※このページは令和8年度(2026年度)の台東区公式ページ・申請の手引き・よくある質問に書かれている内容だけをまとめたものです。制度は年度ごとに変わります。足場を組んだ時点が「工事開始」に当たるかどうかは、台東区の公式資料に明記がありません(「着工」の定義が書かれているのは太陽光・蓄電池のみです)。明記がない以上、足場を組む前に事前申込を済ませておくのが安全です。判断がつかない点は区にご確認ください。
台東区・足立区・葛飾区・港区・千代田区はここが違う(令和8年度)
同じ「外壁塗装の補助金」でも、区によって対象になる部位・塗料の反射率・金額・申込のしかたがまったく違います。台東区の特徴は「屋根・屋上だけが対象/外壁は対象外」「足場代も対象経費に入る」「先着ではなく抽選」「区外の業者でもよいと公式に明記」の4つです。
| 区 | 制度の要点 |
|---|---|
| 台東区 | 高反射率塗料施工=屋上・屋根(笠木・立上り含む)・ベランダが対象。外壁(側面)の塗装は対象外。対象経費(税抜)×20%・上限15万円。足場の設置費も対象。反射率は近赤外域40%以上(防水塗料・防水シートは50%以上)。抽選・後期の事前申込は8/18〜8/24。施工業者の指定なし・住所も問わない(区外業者OKと明記) |
| 足立区 | 遮熱塗装が対象(外壁も可)。補助対象経費(税抜)の3分の1・上限5万円。戸建てのみ。区内業者との契約が条件。足場を組んだ時点で着工扱い。着工予定日の5開庁日前まで |
| 葛飾区 | 区内業者要件なし。個人住宅は定額、集合住宅は上限100万円。事前協議が4週間前 |
| 港区 | 屋上・屋根のみ(外壁は対象外)。材料費のみが対象で施工費・足場は対象外。塗料は近赤外域60%以上かつ明度L*値60以上。区外業者OKと公式FAQに明記 |
| 千代田区 | 外壁(壁面)も対象。対象経費の50%・上限50万円。反射率は近赤外線領域50%以上。先着順で予算がなくなり次第終了 |
※各区の制度は年度ごとに内容・金額・受付期間が変わります。上の表は令和8年度の各区公式ページ・手引きに書かれている内容をまとめたものです。申請の可否は必ず各区の担当課にご確認ください。
よくあるご質問
Q. 共用部の修繕でも台東区の助成は使えますか?
屋上・屋根(笠木・立上りを含む)とベランダに高反射率塗料を塗る工事であれば、共同住宅・事業所でも対象です。対象経費(税抜)の20%・上限15万円で、足場の設置費用も対象経費に入ります。外壁(側面)の塗装、鉄部塗装、長尺シートの張り替えは助成の対象外です。
Q. 管理組合でも申請できますか?
できます。管理組合で申請する場合は理事長印を押します(理事長印がない場合は、現在の理事長の私印または管理組合印でも可)。上限額は戸建てと同じ15万円で、戸数による別枠はありません。
Q. 鉄骨階段がたわみます。塗装で直りますか?
直りません。段板の裏がサビて痩せている場合は、段板の交換や当て板・溶接などの補修が必要です。上から塗装して隠すと、あとでさらに大きな費用がかかります。まず現地で、補修が要るのか塗装で足りるのかを見極めます。
Q. 入居者がいるままでも工事できますか?
できます。階段は片側ずつ通行できる状態を残して進め、当日触る場所を事前に掲示し、塗り立ての場所は表示します。工事後は写真で報告しますので、オーナー様が現地に来られなくても内容が確認できます。
Q. 1階が店舗のアパートですが、助成の申請はどうなりますか?
台東区のよくある質問に「住宅と事業所が混在している建物は、住宅部分と事業所部分に分けてそれぞれ手続きを行う」「経費が明確に区別できる見積書を提出する」と書かれています。両方で抽選になった場合、一方だけ当選することもあります。見積書の内訳の作り方から当社がご相談に乗ります。
Q. 保証はありますか?
工事の内容・部位に応じて、最大10年の保証をお付けしています。年数は工事ごとに異なりますので、お見積りの際にご説明します。
台東区で「階段が危ない」「手すりが錆びている」「屋上から漏っている」というご相談は、写真を1枚お送りいただくところからで結構です。直すべき順番と、助成に出せる部分があるかを整理してお答えします。
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台東区で実際に当社が手がけた工事の写真です。「近所でどんな工事をしているのか」「どこまでやってくれるのか」を見てからご相談いただけます。
3階建ての戸建て住宅の外壁を塗り替えた工事です。足場のかけ方と下地の処理が写真で分かります。
屋根と外壁を1回の足場でまとめて塗り替えた戸建ての事例です。台東区で助成が使えるのは屋根側です。
金属(トタン)屋根のサビを落として塗り替えた工事です。屋根の下地処理の工程が分かります。
外壁の塗装と屋上の防水をまとめて行った工事です。屋上まわりの納まりが確認できます。
台東区 ビル階段の長尺シート張り替え・爆裂補修・鉄部塗装の施工事例
共用階段の長尺シート張り替えと、コンクリートの爆裂補修・鉄部塗装をまとめて行った事例です。
外壁の塗装と目地のシーリング(コーキング)打ち替えを行った事例です。
サビと塗膜のはがれが出た鉄部を、ケレン・サビ止めから塗り替えた工程です。
店舗のサビ・経年劣化を塗り替えた事例です。営業しながらの工事の進め方が分かります。
台東区で当社が施工した事例の一覧です。戸建て・マンション・ビル・店舗ごとに写真と工程を掲載しています。
写真のどこを見れば下地処理・塗り回数・付帯部の仕上げが判断できるかをまとめています。相見積りの比較にお使いください。
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※色の分類は写真から当社が大まかに分けたものです。実際の色は塗料の色番号・光の当たり方・つや・下地で見え方が変わります。色選びは外壁の色選びもあわせてご覧ください。
台東区の外壁塗装とあわせて見るページ
台東区で対応できる工事と、区内の施工事例をまとめた入口のページです。
助成の中身・対象部位・金額・抽選のスケジュールをまとめています。
反射率40%以上の塗料の条件と、遮熱で何が変わるかをまとめています。
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1棟オーナー様・管理組合様向け。屋上の助成と大規模修繕の進め方です。
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