
⚠ 令和8年度の後期は「事前申込が8月18日〜8月24日の1週間だけ」です
台東区の脱炭素推進助成金は先着順ではなく抽選です。前期(4月9日〜4月16日)はすでに終了しました。後期の事前申込は令和8年8月18日(火)8時30分から8月24日(月)17時00分まで。この1週間を過ぎると、令和8年度はもう申し込めません。
事前申込には見積書(金額と内訳が分かるもの)が必要です。見積りを取るところから逆算すると、8月に入る前に業者へ相談しておくのが安全です。
※抽選を行うかどうかの発表は8月31日、抽選会は9月2日、当落の発表は9月11日。当選(受理)のメールを受け取る前に工事を始めると対象外になります。
台東区の外壁塗装・屋根塗装で使える助成金(令和8年度)
台東区には「台東区脱炭素推進助成金(旧エコ助成金)」という制度があり、その中の⑥高反射率塗料施工というメニューが、屋根・屋上の塗り替えで使えます。ただし、ここで先にはっきりお伝えしておきたいことが2つあります。
① 台東区では「外壁(側面)の塗装」は助成の対象になりません。対象は屋上・屋根(笠木・立上りを含む)とベランダです。
② そのかわり、台東区は「足場の設置費用」も対象経費に入ります。外壁と屋根を同じ足場で一緒に塗る場合、足場代は按分して屋根の分を対象にできます。
「外壁塗装の補助金」で検索して台東区にたどり着いた方の多くが、ここで「じゃあ意味がないのか」と思われます。そうではありません。台東区の制度は、屋根と外壁をまとめて塗り替える方にとっては、むしろ相性が良い制度です。理由はこのあと順番に説明します。
⛔ いちばん多い誤解:台東区は外壁が対象外です
台東区の公式「よくある質問」に、次のようにはっきり書かれています。
台東区 公式よくある質問【高反射】外壁の塗装工事は対象ですか?
「外壁(側面)の塗装工事は対象外です。台東区では、屋上や屋根に『高反射率塗料』を塗布する場合に助成対象となります。」
つまり、壁だけを塗り替える工事では、台東区の助成金は使えません。この点をあいまいにしたまま契約を進める業者もあります。見積書に「補助金対象」と書いてあっても、それが壁の塗装だけを指しているなら、あとから交付されません。
対象になる部分・ならない部分
| 部位 | 台東区の扱い(令和8年度) |
|---|---|
| 屋上・屋根 | 対象。手引きの原文は「屋上又は屋根部(笠木・立上り含む)等に塗布すること」 |
| 笠木・立ち上がり | 対象。よくある質問に「立ち上がりのすべてが対象となります」と明記 |
| ベランダ | 対象。よくある質問に「ベランダ(最上階以外も含む)も対象となります」と明記 |
| 外壁(側面) | 対象外(よくある質問に明記) |
| 足場の設置費用 | 対象になる。よくある質問に「塗装するために必要な足場を設置する費用も対象になりますか?→ 対象になります」と明記 |
いくら戻る?──20%・上限15万円。足場代も入ります
助成金額は対象経費(税抜)×20%、上限15万円です。戸建住宅・共同住宅・事業所のいずれも上限は15万円で、戸数による別枠はありません。
ここが台東区の大きな特徴です。他区(たとえば港区)は「材料費だけ」が対象で、足場も施工費も対象外です。台東区は足場の設置費用も対象経費に含まれます。
ただし、屋根と外壁を同時に塗る場合、足場は「対象(屋根)」と「対象外(外壁)」の両方に使われます。区のよくある質問には「足場代や人件費等、助成対象経費と助成対象外経費のどちらにも共通してかかる費用は按分して計算します」と書かれています。
つまり、見積書の作り方が助成額を左右します。屋根と外壁の面積・金額・足場代の内訳が分かれていない見積書だと、区が按分の計算をできません。最初から「台東区の助成に出す前提の見積書」を作れる業者に頼むことが、そのまま金額に効いてきます。当社では、屋根と外壁を分けた内訳の見積書をお出しできます。
なお、このページには具体的な工事金額を書いていません。屋根の面積・勾配・下地の傷み方・使う塗料で金額はまったく変わるため、断定できないからです。正確なお見積りは現地を見てからになります。
塗料の条件:近赤外域40%以上(防水は50%以上)
台東区の手引き(10ページ)には、塗料の条件がこう書かれています。
「国内の第三者機関(一般財団法人日本塗料検査協会、環境省ETV等)における日射反射率の測定値が近赤外域で40%以上の高日射反射塗料、50%以上の高日射反射防水塗料又は防水シートであること。」
ここは区ごとに数字が違うところで、台東区は40%(防水は50%)です。他区の記事を読んで「50%あればいい」「60%必要」と思い込むと間違えます。証明は第三者機関の試験結果報告書で行いますが、区がすでに測定値を確認済みの塗料の一覧が、申請の手引き11ページに載っています。その一覧にある塗料を使う場合、試験結果報告書の提出は不要です。(一覧は「過去3年程度に申請実績があった塗料」で、区が推奨するものではない、と注記されています。)
どの塗料を選ぶかで、書類の手間も、屋根の温度の下がり方も変わります。詳しくは台東区の遮熱塗装(高反射率塗料)のページにまとめました。
★ 台東区は「区外の業者でもよい」と公式に書いてある数少ない区です
助成金でいちばん多いつまずきが「その区の業者としか契約できない」という要件です。たとえば足立区の補助金は区内業者との契約が条件です。台東区にはこの縛りがありません。申請の手引き(1ページ)に、はっきりこう書かれています。
「※施工業者の指定等はなく、その住所も問いません」(申請の手引き)
「施工業者の指定はありません。また、区からのあっ旋や紹介は行っておりません。」(よくある質問)
当社(外壁塗装ラボ/株式会社丸巧)は足立区舎人に本社があります。台東区の助成は、この原文のとおりであれば区外の当社が施工しても対象になります。とはいえ、制度の運用は年度で変わることがあります。契約前に一度、区の担当課へご確認ください(下の注意書きに電話番号があります)。
申請の順番(ここを間違えると1円も出ません)
台東区の助成は、令和8年度から手続きが大きく変わりました。先着順ではなく「事前申込 → 抽選 → 当選(受理)→ 着工」という順番です。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 8月に入る前 | 業者に相談し、見積書(金額と内訳が分かるもの)を用意する。事前申込には見積書のデータが要ります。事前申込の前に施工業者と契約すること自体は差し支えないと区が明記しています |
| 8月18日(火)8:30 〜8月24日(月)17:00 |
後期の事前申込(この1週間だけ)。区の申込フォームから。受付期間中しかフォームは開きません |
| 8月31日(月) | 抽選を実施するかどうかを区がホームページで発表。抽選をしない場合は、この日に受理のメールが届きます |
| 9月2日(水) | 抽選会(区役所1001会議室。住宅向けは10時、事業所向けは14時)。参加してもしなくても結果に影響しません。この日決まるのは順位だけです |
| 9月11日(金) | 当落の発表。当選番号がホームページに出て、登録したメールアドレスに結果が届きます |
| 当選のメールを受け取った後 | ここでようやく着工できます。メールを受け取る前に工事を始めると対象外です |
| 令和9年2月15日(月)まで | 交付申請の期限【厳守】。工事と支払いが終わってから、この日までに申請します |
前期(4月9日〜16日)は、住宅向けで122件の申込に対し80件が受理されました(事業所向けは63件申込・41件受理)。全員が通るわけではありません。前期に落選した方も、後期にもう一度申し込めます(区のよくある質問に明記)。
⚠ 足場を組んだ時点が「工事開始」に当たるかどうかは、台東区の資料に明記がありません。「着工」の定義が書かれているのは太陽光・蓄電池のメニューだけです。明記がない以上、当選のメールを受け取る前に足場を組むのは避けるべきです。ここは契約前に必ず区へご確認ください(環境課 普及啓発担当 03-5246-1281)。
書類でつまずく人が多いところ(塗料缶の写真を忘れない)
交付申請のときに出す書類のうち、工事が終わってからでは撮り直せないものがあります。ここを知らない業者に頼むと、工事は終わったのに助成が下りない、ということが起こります。
・施工前後の写真(カラーで鮮明に、全体が分かるもの。施工前と施工後で同じ構図になるように撮影)
・使用前および使用後の「塗料缶」の写真(高反射率塗料施工の場合に必要。防水シートの場合は不要)
・施工箇所を示した平面図
・第三者機関の試験結果報告書(区が確認済みの塗料一覧に載っている塗料なら不要)
・我が家(我が社)のCO2ダイエット宣言書/建物の登記事項証明書/建築検査済証/見積書・領収書 など
とくに塗料缶の写真は、塗装が終わって缶を処分してしまうと撮れません。「この工事は台東区の助成に出す」と最初から業者が分かっていることが、そのまま助成金を受け取れるかどうかを分けます。また、申請者名・見積書の宛名・領収書の宛名は同一である必要があります。
手続きは、申請者本人でなくても構いません。申請書の「手続代行者」の欄に記入すれば、委任状は不要で、業者やご家族が代わりに手続きできます(区のよくある質問に明記)。
「窓・外壁等の断熱改修」で外壁を出せないの?
台東区の助成メニューには、⑥高反射率塗料施工とは別に「⑤ 窓・外壁等の断熱改修(対象経費の20%・上限15万円)」があります。名前に「外壁」が入っているため、外壁塗装で使えると誤解されがちですが、手引きの要件はこう書かれています。
「(2)外壁等(外壁・天井・床・屋根・屋上)の断熱改修/・対象となる室内の外気に接する全ての面に断熱材を設置すること。/・使用する断熱材の熱抵抗値【断熱材の厚さ(m)÷熱伝導率(W/M・K)】が、外壁・天井・屋根・屋上は2.7㎡K/W以上、床は2.2㎡K/W以上であること。」
つまり⑤は「断熱材を張る工事」であって、塗料を塗る工事は当てはまりません(断熱塗料でこの熱抵抗値は満たせません)。外壁の塗り替えを⑤で申請することはできないとお考えください。判断に迷う場合は区にご確認ください。
国や東京都の制度とは併用できます
区のよくある質問には「国や東京都の助成制度と併用できますか?→ 可能です。ただし、助成金額の合計が、対象経費を超えない範囲での助成となります。また、国や東京都の制度が併用を認めていない可能性がありますので注意してください」と書かれています。国・都の制度は年度で内容が変わるため、当社では「使えます」と断定はしません。ご検討中の制度があれば、お見積りの段階でお知らせください。書類のそろえ方を一緒に整理します。
分譲マンションの管理組合様・事業所様へ
この助成は共同住宅・事業所でも申請できます(上限は同じ15万円で、戸数による別枠はありません。区のよくある質問でも「集合住宅全体でも上限15万円まで」と回答されています)。管理組合で申請する場合は理事長印を押します(理事長印がなければ、現在の理事長の私印または管理組合印でも可)。建物が自己所有でない・共有の場合は、所有者の承諾書が必要です。
また、⑥高反射率塗料施工は、交付を受けてから10年経過すると再び申請できます(手引き3ページ)。屋上防水のトップコートの塗り替え周期とも重なる話です。台東区のアパート・マンションの外壁塗装と大規模修繕もあわせてご覧ください。
契約前に必ず区へご確認ください。区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。
台東区 環境課 普及啓発担当 電話 03-5246-1281(ファクス 03-5246-1159)
※このページは令和8年度(2026年度)の台東区公式ページ・申請の手引き・よくある質問に書かれている内容だけをまとめたものです。制度は年度ごとに変わります。足場を組んだ時点が「工事開始」に当たるかどうかは、台東区の公式資料に明記がありません(「着工」の定義が書かれているのは太陽光・蓄電池のみです)。明記がない以上、足場を組む前に事前申込を済ませておくのが安全です。判断がつかない点は区にご確認ください。
台東区・足立区・葛飾区・港区・千代田区はここが違う(令和8年度)
同じ「外壁塗装の補助金」でも、区によって対象になる部位・塗料の反射率・金額・申込のしかたがまったく違います。台東区の特徴は「屋根・屋上だけが対象/外壁は対象外」「足場代も対象経費に入る」「先着ではなく抽選」「区外の業者でもよいと公式に明記」の4つです。
| 区 | 制度の要点 |
|---|---|
| 台東区 | 高反射率塗料施工=屋上・屋根(笠木・立上り含む)・ベランダが対象。外壁(側面)の塗装は対象外。対象経費(税抜)×20%・上限15万円。足場の設置費も対象。反射率は近赤外域40%以上(防水塗料・防水シートは50%以上)。抽選・後期の事前申込は8/18〜8/24。施工業者の指定なし・住所も問わない(区外業者OKと明記) |
| 足立区 | 遮熱塗装が対象(外壁も可)。補助対象経費(税抜)の3分の1・上限5万円。戸建てのみ。区内業者との契約が条件。足場を組んだ時点で着工扱い。着工予定日の5開庁日前まで |
| 葛飾区 | 区内業者要件なし。個人住宅は定額、集合住宅は上限100万円。事前協議が4週間前 |
| 港区 | 屋上・屋根のみ(外壁は対象外)。材料費のみが対象で施工費・足場は対象外。塗料は近赤外域60%以上かつ明度L*値60以上。区外業者OKと公式FAQに明記 |
| 千代田区 | 外壁(壁面)も対象。対象経費の50%・上限50万円。反射率は近赤外線領域50%以上。先着順で予算がなくなり次第終了 |
※各区の制度は年度ごとに内容・金額・受付期間が変わります。上の表は令和8年度の各区公式ページ・手引きに書かれている内容をまとめたものです。申請の可否は必ず各区の担当課にご確認ください。
よくあるご質問
Q. 台東区で外壁塗装をすると、いくら補助されますか?
外壁(側面)の塗装は台東区の助成の対象外です。対象になるのは屋上・屋根(笠木・立上りを含む)とベランダに高反射率塗料を塗る工事で、対象経費(税抜)の20%・上限15万円です。足場の設置費用も対象経費に含まれます。
Q. 足立区の業者ですが、台東区の助成は使えますか?
台東区の申請の手引きには「施工業者の指定等はなく、その住所も問いません」、よくある質問には「施工業者の指定はありません」と書かれています。原文どおりであれば区外の業者でも対象です。ただし運用は変わることがあるため、契約前に台東区 環境課 普及啓発担当(03-5246-1281)へご確認ください。
Q. 先着順ですか?いつまでに申し込めばいいですか?
先着順ではなく抽選です。令和8年度の前期(4月9日〜16日)は終了し、後期の事前申込は8月18日(火)8時30分から8月24日(月)17時00分までの1週間だけです。事前申込には見積書が必要なので、8月に入る前に業者へ相談しておくと安全です。
Q. 工事を始めてからでも申請できますか?
できません。事前申込をして、受理(当選)した旨の連絡を区から受けた後に工事を始める必要があります。連絡を受け取る前に工事を開始すると対象外になります。なお、事前申込の前に施工業者と契約すること自体は差し支えないと区が明記しています。
Q. 足場を組んだら「工事開始」になりますか?
台東区の公式資料に明記がありません(「着工」の定義が書かれているのは太陽光・蓄電池のメニューだけです)。明記がない以上、当選の連絡を受け取る前に足場を組むのは避けるのが安全です。この点は必ず区にご確認ください。
Q. どんな塗料なら対象になりますか?
国内の第三者機関(日本塗料検査協会、環境省ETV等)の測定で、日射反射率が近赤外域40%以上の高日射反射塗料が対象です。高日射反射防水塗料・防水シートは50%以上です。区が測定値を確認済みの塗料一覧(申請の手引き11ページ)に載っている塗料なら、試験結果報告書の提出は不要です。
Q. マンションやアパートでも使えますか?
使えます。共同住宅・事業所も対象で、上限は戸建てと同じ15万円です(戸数による別枠はありません)。管理組合で申請する場合は理事長印を押します。
Q. 外壁塗装ラボは台東区の助成金の手続きを手伝ってくれますか?
申請そのものは制度上お客様(申請者)の手続きですが、申請書には「手続代行者」の欄があり、記入すれば委任状なしで当社が代わりに提出できます。屋根と外壁を分けた内訳の見積書、施工前後の写真、塗料缶の写真、試験結果報告書など、申請に必要な資料の準備もお手伝いします。まずはお気軽にご相談ください。
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