
共用部は、渋谷区の助成が届かない領域です
渋谷区は「集合住宅の共用部分は対象外」と明記しています。鉄骨階段も、共用廊下も、屋上も、区の助成は出ません。だからこそ、工事の中身と総額だけで選ぶことになります。
共用部の修繕は、丸巧(外壁塗装ラボ)の本業です。渋谷区でも、アパートの外階段と長尺シート、マンションの共用階段の塗装などを実際に手がけています。
契約する前に、必ず区の担当課へご確認ください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。制度は年度で変わります。このページの内容も、最後は区の公式でご確認ください。
渋谷区 住宅政策課 住環境整備係 電話 03-3463-3548
渋谷区 環境政策課 環境政策係 電話 03-3463-2749
共用部でよくある「もう塗装では戻らない」サイン
| 鉄骨階段 |
段板を踏むとたわむ/裏側のサビが浮いて層になっている/溶接部が割れている → 塗装では戻りません。溶接補強・段板交換の判断が要ります |
| 手すり |
根元のサビが進んで、揺すると動く → 強度の問題です。塗る前に固定を直します |
| 共用廊下・階段の床 |
塗装が剥がれて下地が出ている/雨の日に滑る/足音が響く → 長尺シートへの張り替えが向きます |
| 屋上 |
防水層が切れて水がたまる/内側に雨染みが出た → 塗装ではなく防水の工事です |
| 鉄部(扉・面格子・庇) |
サビが点々と出ている段階なら、ケレンとサビ止めで止まります。放置すると穴があきます |
部位別のページ
鉄骨階段の修繕・塗装
サビ・段板の腐食・溶接補強。踏み抜きの前に手を打つ部位です。
共用階段の長尺シート
滑りにくくし、音を抑える。塗装だけでは直らない場合の選択肢です。
共用廊下の長尺シート
入居者が毎日通る場所。工程の組み方が入居者対応そのものです。
手すりの塗装・交換
サビが進むと強度に関わります。触る部位なので仕上げが効きます。
屋上防水
塗装とは別工事です。足場を組むタイミングでまとめて判断します。
マンション・アパートの修繕
建物まるごとの修繕の考え方はこちら。
足場は1回にまとめる
外壁、屋根、鉄骨階段、手すり、屋上防水。別々に発注すると、そのたびに足場が要ります。時期が近いなら、1回の足場でまとめるのがいちばん効きます。長期修繕計画を見ながら、いま直さないと後で高くつく部位から順に決めましょう。
入居者を止めない段取り
渋谷区は単身者向けの賃貸と、1階が店舗の建物が多い区です。階段が1本しかない建物では、通行止めにできません。片側ずつ進める、乾燥時間を見て通れる時間帯をつくる、掲示と工程表を先に配る。この段取りができるかどうかが、共用部の工事の質そのものです。
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よくある質問
Q. 共用部の工事に、渋谷区の助成は使えますか。
A. 使えません。渋谷区は住宅簡易改修支援事業の対象住宅について「集合住宅の共用部分は対象外」と明記しています(管理計画認定マンションへの宅配ボックス設置を除く)。共用部の塗装・防水に区の助成は出ません。
Q. 鉄骨階段のサビは、塗装で直りますか。
A. 表面のサビなら、ケレン(サビ落とし)とサビ止め、上塗りで止められます。ただし段板が薄くなっている、溶接部が割れている、踏むとたわむ段階なら、塗装では戻りません。溶接での補強や段板の交換が必要です。現地を見て正直にお伝えします。
Q. 長尺シートと塗装は、どちらを選べばよいですか。
A. 階段や廊下の床は、塗装だと滑りやすさと音が残ります。長尺シートを張ると滑りにくくなり、足音も抑えられます。下地の傷みが進んでいる場合は、下地を直してからでないとシートが浮きます。
Q. 工事中、入居者は階段を使えますか。
A. 片側ずつ進める、乾燥時間を見て通れる時間帯をつくる、といった段取りで対応します。工程表と掲示物はこちらでご用意します。
Q. 屋上防水も一緒にできますか。
A. できます。足場を組むタイミングでまとめたほうが、足場が1回で済みます。防水は塗装とは別の工事です。防水層が切れているかどうかを見て判断します。