
オーナー様・管理組合様へ、先に結論
渋谷区の住宅簡易改修支援事業は、対象住宅について「店舗または事務所などの住宅以外の用途に供する部分および集合住宅の共用部分は対象外」と区が明記しています。つまり共用部の塗装・防水に、区の助成は出ません。
さらに申請できるのは「区に住民登録があり、その住宅に居住している個人」です。賃貸オーナー(非居住)も、管理組合も対象になりません。
区の助成が届かない領域だからこそ、総額と工事の中身で選ぶことになります。共用部は当社の本業です。
契約する前に、必ず区の担当課へご確認ください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。制度は年度で変わります。このページの内容も、最後は区の公式でご確認ください。
渋谷区 住宅政策課 住環境整備係 電話 03-3463-3548
渋谷区 環境政策課 環境政策係 電話 03-3463-2749
渋谷区の集合住宅で、区の制度がどこまで効くか
| 区分所有の共用部(外壁・屋根・階段・廊下・屋上) |
住宅簡易改修支援事業は対象外(区が明記) |
| 賃貸アパート・マンション(オーナー所有) |
申請者は「居住している個人」。非居住のオーナーは対象外 |
| 店舗・事務所の部分 |
「住宅以外の用途に供する部分」は対象外 |
| 遮熱塗装 |
渋谷区の環境政策課に高反射率塗料・遮熱塗装の助成はありません |
| 耐震 |
分譲マンションの耐震化支援制度・耐震化促進アドバイザー派遣(無料)が別にあります(塗装とは別制度) |
大規模修繕は「足場を何回組むか」で総額が決まります
外壁、屋根、鉄骨階段、手すり、共用廊下、屋上防水。これらはバラバラに頼むと、そのたびに足場が要ります。足場は1回にまとめる。これが集合住宅でいちばん効く節約です。
逆に、まとめすぎて資金計画が破綻しても意味がありません。長期修繕計画を見ながら、いま直さないと後で高くつく部位から順に決めていきます。鉄骨階段のサビ、屋上の防水の切れ、手すりの根元は、放置すると工事の規模そのものが大きくなります。
入居者対応が工事の質を決めます
渋谷区は単身者向けの賃貸と、1階が店舗の建物が多い区です。日中の音、外階段の通行止め、洗濯物、来店客の動線。ここを段取りできない会社に頼むと、工事の出来が良くてもクレームで終わります。当社は工程表と掲示物をご用意し、階段は片側ずつ、乾燥時間を見て通れるようにします。
共用部の工事内容(部位別のページ)
鉄骨階段の修繕・塗装
サビ・段板の腐食・溶接補強。踏み抜きの前に手を打つ部位です。
共用階段の長尺シート
滑りにくくし、音を抑える。塗装だけでは直らない場合の選択肢です。
共用廊下の長尺シート
入居者が毎日通る場所。工程の組み方が入居者対応そのものです。
手すりの塗装・交換
サビが進むと強度に関わります。触る部位なので仕上げが効きます。
屋上防水
塗装とは別工事です。足場を組むタイミングでまとめて判断します。
近隣区との比較
| 区 |
当社(足立区の区外業者)で使えるか |
制度の要点 |
| 渋谷区 |
使えません |
住宅簡易改修支援事業は「渋谷区協定事業者」による工事が条件。見積書も区内業者のものに限る。共用部・店舗は対象外。環境政策課の助成に塗装のメニューはありません |
| 中野区 |
区の補助金そのものがありません |
省エネ設備の補助はありますが、対象設備に塗料・塗装が入っていません |
| 足立区 |
使えます(当社が区内事業者) |
遮熱塗装。補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円/戸建てのみ/足場を組んだ時点で着工扱い |
| 葛飾区 |
区内業者に限るという記載はありません |
かつしかエコ助成金。個人住宅は定額、集合住宅は上限100万円。事前協議は着工の4週間前まで |
| 杉並区 |
区内業者に限るという記載はありません |
高日射反射率塗装。屋根・屋上または外壁が対象。足場代・高圧洗浄も対象経費 |
※塗料の日射反射率の基準や対象部位は区ごとに違います。他区の数字をそのまま渋谷区に当てはめないでください。制度は年度で変わるため、必ず各区の公式でご確認ください。
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よくある質問
Q. 賃貸アパートのオーナーですが、渋谷区の助成は使えますか。
A. 使えません。渋谷区の住宅簡易改修支援事業は、渋谷区に住民登録があり、その住宅に居住している個人が対象です。オーナーが住んでいない賃貸住宅は対象になりません。
Q. 分譲マンションの管理組合ですが、共用部の工事に助成は出ますか。
A. 渋谷区は対象住宅について「集合住宅の共用部分は対象外」と明記しています(マンション管理計画認定制度の認定を受けたマンションに住民共用の宅配ボックスを設置する場合を除く)。共用部の塗装・防水に区の助成は出ません。
Q. 区に相談できることは何もないのですか。
A. 耐震化については、分譲マンションの耐震化支援制度や耐震化促進アドバイザー派遣(無料)が都市整備部にあります。塗装・防水とは別の制度です。くわしくは渋谷区へご確認ください。
Q. 足場は1回にまとめられますか。
A. 外壁・屋根・鉄骨階段・手すり・屋上防水は、同じ足場でまとめられることが多いです。バラバラに発注すると、足場を何度も組むことになります。長期修繕計画と合わせて、順番を決めてください。
Q. 工事中、入居者への説明はどうすればよいですか。
A. 当社で工程表と掲示物をご用意します。洗濯物・車・自転車・ペット・在宅勤務の時間帯など、事前に伝えるべきことは決まっています。渋谷区は単身者と店舗併用の建物が多いため、日中の音と動線の確保が要になります。