
先に結論
渋谷区に、遮熱塗料・高反射率塗料に対する助成はありません。環境政策課の助成はエネファーム・再生可能エネルギー電力・EV充電設備などで、塗料のメニューがありません。
住宅簡易改修支援事業(外装工事も対象)は「渋谷区協定事業者」限定で、しかも塗料の種類による上乗せはありません。遮熱にしたから助成が増える、という制度は渋谷区にはありません。
ですので、渋谷区で遮熱塗料を選ぶ理由は「補助金」ではなく、効果と価格が見合うかどうかだけです。
契約する前に、必ず区の担当課へご確認ください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。制度は年度で変わります。このページの内容も、最後は区の公式でご確認ください。
渋谷区 住宅政策課 住環境整備係 電話 03-3463-3548
渋谷区 環境政策課 環境政策係 電話 03-3463-2749
「遮熱にすれば渋谷区の補助が出ます」は誤りです
近隣の足立区・葛飾区・杉並区などには、遮熱塗装(高反射率塗料)の助成があります。そのため、他区の話をそのまま渋谷区に持ち込む説明を見かけます。渋谷区にはありません。もしそう言われたら、渋谷区 環境政策課(03-3463-2749)に電話1本で確認できます。
遮熱塗料は、何をする塗料か
| しくみ |
太陽の光(とくに近赤外線)を反射し、屋根や外壁の表面温度が上がりにくくなる方向にはたらきます |
| 効きやすい所 |
日射をまともに受ける屋根・屋上。最上階の部屋に効果が出やすい部位です |
| 色の影響 |
一般に、濃い色ほど日射反射率は下がります。同じ製品でも色によって数値が違います |
| 限界 |
建物の断熱の状態、屋根材、方位で体感は変わります。冷房が不要になる性質のものではありません |
| 断熱塗料 |
「熱を伝えにくくする」考え方の塗料です。ガイナなどがあります |
当社は効果の数字を約束しません
「◯℃下がる」「電気代が◯%安くなる」といった数字は、条件でいくらでも変わります。当社は実測していない数字を書きません。使った塗料と、実際の工事内容は施工事例で公開しています。
渋谷区で遮熱を検討するときの順番
1. まず下地が塗装で直る段階かを見る(割れ・雨漏り・下地の腐りがあれば、遮熱の前にそこを直す)。
2. 次に屋根に効かせるのか、外壁も塗るのかを決める。効きやすいのは屋根です。
3. 最後に製品と色を決める。色で反射率が変わります。
この順番を逆にすると、お金の使いどころを間違えます。
近隣区との比較
| 区 |
当社(足立区の区外業者)で使えるか |
制度の要点 |
| 渋谷区 |
使えません |
住宅簡易改修支援事業は「渋谷区協定事業者」による工事が条件。見積書も区内業者のものに限る。共用部・店舗は対象外。環境政策課の助成に塗装のメニューはありません |
| 中野区 |
区の補助金そのものがありません |
省エネ設備の補助はありますが、対象設備に塗料・塗装が入っていません |
| 足立区 |
使えます(当社が区内事業者) |
遮熱塗装。補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円/戸建てのみ/足場を組んだ時点で着工扱い |
| 葛飾区 |
区内業者に限るという記載はありません |
かつしかエコ助成金。個人住宅は定額、集合住宅は上限100万円。事前協議は着工の4週間前まで |
| 杉並区 |
区内業者に限るという記載はありません |
高日射反射率塗装。屋根・屋上または外壁が対象。足場代・高圧洗浄も対象経費 |
※塗料の日射反射率の基準や対象部位は区ごとに違います。他区の数字をそのまま渋谷区に当てはめないでください。制度は年度で変わるため、必ず各区の公式でご確認ください。
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よくある質問
Q. 遮熱塗装をすると、渋谷区から補助金が出ますか。
A. 出ません。渋谷区の環境政策課の助成は、家庭用燃料電池システム(エネファーム)、再生可能エネルギー電力利用促進、電気自動車等用充電設備などで、高反射率塗料・遮熱塗装のメニューはありません。「遮熱にすれば渋谷区の補助が出る」という説明は誤りです。区(03-3463-2749)に確認できます。
Q. 近隣の区には遮熱の助成があると聞きました。
A. 足立区・葛飾区・杉並区などにはあります。ただし対象部位も塗料の日射反射率の基準も区ごとに違います。他区の数字を渋谷区に当てはめることはできません。
Q. 遮熱塗料に効果はありますか。
A. 太陽の光(とくに近赤外線)を反射して、屋根や外壁の表面温度が上がりにくくなる方向にはたらきます。ただし建物の断熱の状態、屋根材、色によって体感は変わります。冷房が要らなくなる、という性質のものではありません。
Q. 色によって効果は変わりますか。
A. 変わります。一般に、濃い色ほど日射反射率は下がります。同じ製品でも色によって数値が違います。色を先に決めてから遮熱を名乗るのではなく、製品と色の組み合わせで確認してください。
Q. 遮熱と断熱はどう違いますか。
A. 遮熱は「反射して熱を入れない」、断熱は「熱を伝えにくくする」考え方です。断熱塗料としてはガイナなどがあります。どちらが向くかは建物によります。