
中野区の屋根で、先に知っておくこと
中野区に、屋根塗装・遮熱塗料に対する区の補助金はありません。省エネ補助の対象設備は6種類で、屋根塗装も遮熱塗料も入っていません。「遮熱にすれば中野区の補助が出ます」と言われたら、それは誤りです。区(環境課 03-3228-5516)に確認できます。
補助金の話が消えるぶん、屋根そのものの状態だけを見て判断できます。塗って直る段階なのか、部分補修が要るのか、防水なのか。ここを間違えると、塗った直後にまた雨漏りします。
契約する前に、必ず区の担当課へご確認ください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。制度は年度で変わります。このページの内容も、最後は区の公式でご確認ください。
中野区 環境部 環境課 環境・緑化推進係 電話 03-3228-5516
中野区 都市基盤部 住宅課 住宅政策係 電話 03-3228-5564
屋根は「塗って直る段階か」を先に見ます
| 塗装で直る |
塗膜の色あせ、チョーキング(触ると白い粉)、コケ・藻。下地の板が生きている状態 |
| 塗装では止まらない |
スレートの割れ・欠落、下地の板の腐り、雨漏りが出ている、棟板金が浮いて釘が抜けている |
| 陸屋根(屋上) |
塗装ではなく防水の工事になることが多い部位です。防水層が切れているかで判断します |
現地を見て、塗装で足りるのか、部分補修が要るのか、葺き替えなのかを正直にお伝えします。塗って隠せば数年はきれいに見えますが、下地が傷んでいれば同じ場所からまた出ます。
スレート屋根の「縁切り」
スレートを塗ると、屋根材の重なりが塗料でふさがることがあります。ふさがると入った水の逃げ道がなくなります。重なりを開けておく作業が要るかどうかは、屋根材と塗り方で決まります。見積書にその項目があるかを見てください。
外壁と一緒にやると、足場が1回で済みます
屋根も外壁も同じ足場を使います。屋根だけ、外壁だけと分けて頼むと、足場を2回組むことになります。時期が近いならまとめてください。マンションなら、屋上防水・鉄骨階段・手すりまで共用部修繕のページでまとめて考えられます。
遮熱塗料をどう考えるか
遮熱塗料は、屋根の表面温度を下げる方向にはたらく塗料です。ただし中野区の補助対象ではありませんので、「補助が出るから遮熱にする」という選び方は中野区では成り立ちません。効果と価格を見て、必要なら選ぶ、それだけです。遮熱塗装のページに正直に書きました。断熱塗料のガイナもお選びいただけます。
近隣区との比較
| 区 |
当社(足立区の区外業者)で使えるか |
制度の要点 |
| 中野区 |
塗装に使える区の補助金がありません |
省エネ設備の補助はありますが、対象設備6種に塗料・塗装は入っていません。区独自のリフォーム助成もありません。ただし分譲マンションは「管理計画認定制度」で共用部リフォーム融資の金利引下げ・大規模修繕後の固定資産税減額があります |
| 渋谷区 |
使えません |
住宅簡易改修支援事業は「渋谷区協定事業者」による工事が条件。共用部・店舗は対象外 |
| 足立区 |
使えます(当社が区内事業者) |
遮熱塗装。補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円/戸建てのみ/足場を組んだ時点で着工扱い |
| 葛飾区 |
区内業者に限るという記載はありません |
かつしかエコ助成金。個人住宅は定額、集合住宅は上限100万円。事前協議は着工の4週間前まで |
| 杉並区 |
区内業者に限るという記載はありません |
高日射反射率塗装。屋根・屋上または外壁が対象。足場代・高圧洗浄も対象経費 |
※塗料の日射反射率の基準や対象部位は区ごとに違います。他区の数字をそのまま中野区に当てはめないでください。制度は年度で変わるため、必ず各区の公式でご確認ください。
関連ページ
中野区の外壁塗装の補助金
塗装は補助対象の設備に入っていません。
中野区の共用部修繕
鉄骨階段・長尺シート・鉄部・手すり・屋上防水。
中野区の外壁塗装の費用相場
見積書の内訳をそろえて総額で比べる。
中野区の屋根塗装・屋根の塗り替え
塗装で直る段階かを先に見ます。
中野区の遮熱塗装
区の補助対象設備に塗料は入っていません。
中野区の外壁塗装業者の選び方
「補助金が出ます」と言う会社への3つの質問。
よくある質問
Q. 中野区に屋根塗装の補助金はありますか。
A. ありません。中野区の省エネ補助は対象設備が6種類(太陽光・蓄電池・高断熱窓・エネファーム・エコキュート・ハイブリッド給湯器)で、屋根塗装も遮熱塗料も入っていません。
Q. 屋根と外壁は同時にやったほうがよいですか。
A. 足場は屋根も外壁も同じものを使います。時期が近いなら同時が合理的です。別々に頼むと足場が2回必要になります。
Q. 屋根は塗装で直りますか。葺き替えが必要ですか。
A. 塗装で直るのは、塗膜が傷んでいる段階までです。下地の板が傷んでいる、雨漏りが出ている、スレートが割れて欠落している場合は、塗装では止まりません。現地を見て正直にお伝えします。
Q. 縁切り(タスペーサー)は必要ですか。
A. スレート屋根を塗ると、屋根材の重なりが塗料でふさがることがあります。ふさがると水の逃げ道がなくなり、かえって雨漏りの原因になります。重なりを開けておく作業が必要かは、屋根材と塗り方で決まります。見積書に入っているか確認してください。
Q. マンションの屋上が陸屋根です。塗装ですか、防水ですか。
A. 陸屋根は「塗装」ではなく「防水」の工事になることが多いです。防水層が切れているかどうかで判断します。中野区でもマンションの外壁塗装と屋上防水を同じ足場で行った実績があります。