
結論から。文京区は「外壁には助成が出ない」区です
文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成事業の高日射反射率塗料は、対象が屋根・屋上だけ。パンフレットに「外壁は助成対象外です。」とはっきり書かれています。
金額は1㎡あたり2,000円。上限は個人・中小企業者が40万円、管理組合等が100万円です。
そして令和8年度から、条件が厳しくなりました。ここを知らないと申請できません。下で説明します。
⚠ 令和8年度の落とし穴は3つあります
①「立ち上がり」も対象から外れました。令和8年度のパンフレットには「助成対象面積は、平面図上で確認できる部分(笠木を含む)のみを指し、天窓、立ち上がり部分及び外壁は除く。」とあります。
②屋根・屋上の「全面」施工が必要です。「屋根・屋上が両方ある場合は、屋上部分のみ又は屋根部分のみの施工は対象外」。つまり片方だけ塗ると助成が下りません。庇・ベランダも対象外です。
③太陽光と同時はダメです。「太陽光発電システム設置工事と併せた施工でないこと」。太陽光の設置と一緒に塗ると対象外になります。
文京区の制度の中身(令和8年度)
| 制度名 |
令和8年度 文京区新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成事業(高日射反射率塗料) |
| 担当課 |
文京区 資源環境部 環境政策課 環境調整係 03-5803-1259 |
| 対象になる部位 |
屋根・屋上と、階下に居住空間がある屋根機能を有する部分の全面。笠木は含む。外壁・立ち上がり・天窓・庇・ベランダは対象外 |
| 助成額 |
1㎡あたり2,000円 |
| 面積の数え方 |
①登記の一番広い階の床面積と②実際に塗布した面積の、小さいほう |
| 上限額 |
個人・中小企業者 40万円/管理組合等 100万円 |
| 塗料の要件 |
JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適合品、または日射反射率(近赤外線領域)50%以上。カタログ等で確認 |
| 証明書類 |
出荷証明書、または使用前後の塗料缶の写真が必要 |
| 申請のタイミング |
★事後申請(設置・支払完了後、設備設置日に応じた申請期間内) |
| 申請期間 |
設置月ごとに期間が決まります(例:令和8年7月設置 → 令和8年7月1日〜9月30日)。予算に達した時点で受付終了 |
| 対象者 |
個人(区内在住・自ら所有又は居住する住宅/法人所有の住宅・社宅は対象外)/管理組合等/中小企業者(一棟すべてを自社事業所として使用) |
| その他 |
太陽光発電システム設置工事と併せた施工は不可 |
| 区内業者の要件 |
パンフレットに記載はありません。ただし「区外でも使える」と区が明言しているわけではありません |
「賃貸アパートのオーナー」はどうなるのか
正直に書きます。文京区のパンフレットに「賃貸」という言葉は出てきません。
対象者として書かれているのは、個人(区内在住で、自ら所有又は居住する住宅)/管理組合等/中小企業者(一棟すべてを自社事業所として使用)です。法人所有の住宅・社宅は対象外と明記されています。
賃貸アパート・マンションのオーナー様が申請できるかどうかは、公式資料からは判断できません。当社が推測で「できます」と言うことはできません。文京区 環境政策課 環境調整係(03-5803-1259)へ直接ご確認ください。
もうひとつの制度は、塗装が対象外です
文京区にはマンション共用部分改修助成(住環境課 03-5803-1374)という制度もあります。ただし、これはバリアフリー化工事に限られます。
要綱には「バリアフリー化工事 段差の解消、手すりの設置その他のバリアフリーのために行う工事をいう。」とあり、「塗装」「外壁」という言葉は要綱に一度も出てきません。
つまり文京区で外壁塗装・屋根塗装に使える助成は、環境政策課の高日射反射率塗料の1本だけです。
⚠ 契約前に、必ず区の担当課へご確認ください
外壁塗装ラボの本社は東京都足立区舎人です。文京区の公式資料には「区内業者に限る」という記載はありません。ただしそれは「区外の業者でも使えます」と区が明言しているという意味ではありません。当社から「使えます」と断定することはいたしません。
①区外の業者が使えるか ②足場を組んだ時点で着工扱いになるか ③予算がいま残っているか——この3点は、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。制度は年度ごとに変わります。
お問い合わせ先:文京区 環境政策課 環境調整係 03-5803-1259
江東区・文京区・中央区・足立区の制度のちがい
同じ「外壁塗装の補助金」でも、区によって対象になる部位も、必要な塗料の性能も、申請のタイミングもまったく違います。下の表は令和8年度の区公式資料をもとにした比較です。
| 区 |
対象部位 |
金額の上限 |
申請のタイミング |
| 江東区 |
屋根・屋上・ベランダ 立ち上がり・壁面は対象外 |
1㎡あたり1,000円 集合住宅は上限150万円(個人住宅・事業所は20万円) |
工事着工前(着工の1か月程度前を推奨) |
| 文京区 |
屋根・屋上のみ 外壁・立ち上がり・庇・ベランダは対象外 |
1㎡あたり2,000円 上限40万円(管理組合等は100万円) |
事後申請(設置・支払完了後、設置月ごとの期間内) |
| 中央区 |
機器名は「屋上・屋根用高反射率塗料」 外壁の可否は区にご確認ください |
導入費用の20% 住宅10万円/共同住宅の共用部35万円/事業所20万円 |
事前申請(工事の2週間程度前まで) |
| 足立区 |
遮熱塗装(戸建てのみ) |
補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円 |
着工予定日の5開庁日前まで/足場を組んだ時点で着工扱い |
塗料の反射率の数値も区ごとに違います
江東区・文京区・中央区・足立区はいずれも近赤外線領域の日射反射率50%以上ですが、23区のなかには60%以上を求める区もあります。「50%の塗料だからどこでも通る」ではありません。使う塗料は、施工する区の要件に合わせて選ぶ必要があります。
事後申請でも、写真と書類は工事中に必要です
文京区は事後申請(工事と支払いが終わってから申請)です。着工前の手続きは要りません。
ただし申請には出荷証明書、または使用前後の塗料缶の写真が必要です。塗料缶の写真は、工事が終わってからでは撮れません。
つまり「工事が終わってから助成に気づいた」では間に合わないことがあります。着工前から書類と写真を準備している業者に頼んでください。
費用の考え方
助成金は「工事費が安くなる制度」ではなく、「屋根に高日射反射率塗料を塗った分が戻ってくる制度」です。助成のために必要のない工事を足すのは本末転倒です。
費用の考え方は文京区の外壁塗装の費用と見積書の見方、屋根については文京区の屋根塗装・屋根の塗り替え、遮熱塗装そのものは文京区の遮熱塗装(高日射反射率塗料)をご覧ください。
よくある質問
Q. 文京区の助成金は外壁にも使えますか。
A. 使えません。文京区のパンフレットには「防水工事に対する助成ではありません。外壁は助成対象外です。」と明記されています。令和8年度からは立ち上がり部分も対象から外れました。助成が出るのは、屋根・屋上と、階下に居住空間がある屋根機能を有する部分です。
Q. 屋根と屋上が両方ある建物で、屋上だけ塗るのはダメですか。
A. 対象外になります。文京区は「屋根・屋上が両方ある場合は、屋上部分のみ又は屋根部分のみの施工は対象外」と明記しています。屋根・屋上の全面を施工することが条件です。庇・ベランダも対象外です。
Q. 管理組合はいくらまで助成が出ますか。
A. 文京区は1㎡あたり2,000円で、上限は個人・中小企業者が40万円、管理組合等が100万円です。ただし面積の数え方に決まりがあり、登記の一番広い階の床面積と、実際に塗布した面積の、小さいほうで計算されます。
Q. 申請はいつ出せばいいですか。
A. 文京区は事後申請です。設備の設置後、設備設置日に応じた申請期間内に申請します。たとえば令和8年7月に設置した場合、申請期間は令和8年7月1日から9月30日です。着工前の手続きは不要ですが、期間を過ぎると申請できません。
Q. 太陽光発電と一緒に工事してもいいですか。
A. 文京区は「太陽光発電システム設置工事と併せた施工でないこと」を条件にしています。太陽光と同時に高日射反射率塗料を塗ると対象外になります。
Q. 足立区の当社(区外の業者)でも文京区の助成は使えますか。
A. 文京区のパンフレット全文に、施工業者の所在地に関する要件は書かれていません。ただし「記載がない」ことと「区外でも使えると区が明言している」ことは別です。当社から「使えます」と断定することはいたしません。契約前に必ず文京区 環境政策課 環境調整係(03-5803-1259)へご確認ください。
文京区の外壁塗装・屋根塗装のご相談は外壁塗装ラボへ
外壁塗装ラボ(株式会社丸巧)は足立区舎人を拠点に、文京区でも戸建て・テナントビル・マンションの外壁塗装、屋根塗装、屋上防水を行ってきました。足場が組めない面をブランコ作業で塗装した実績もあります。
文京区の助成は、屋根・屋上の全面施工が条件です。当社は見積りの段階から、屋根と外壁の内訳を分け、塗料の反射率が分かる資料と出荷証明書をそろえます。保証は工事内容に応じて最大10年です。一級塗装技能士は当社の職人会(協力会)に在籍しています。
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外壁の色から施工事例を探す
「どの色にするか」で迷う方が多いので、実際に塗った色から事例を探せるようにしました。色のタグは完成写真をもとに当社が分類したもので、塗料メーカーの色番号とは一致しません。写真は撮影時の光や天候で見え方が変わります。実際の色は必ず色見本と塗り板でご確認ください。
ホワイト系ベージュ系グレー系ブラウン系ブルー系グリーン系イエロー系ピンク・オレンジ系ブラック・濃色系
色の一覧は外壁の色から探すからもご覧いただけます。
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