
新宿区の補助金で対象になる工事は、「高反射率塗装(屋根又は屋上)」のひとつだけです。一般に遮熱塗装と呼ばれているものが、これに当たります。条件を満たさない塗料で塗ってしまうと、工事が終わってから「対象外です」と言われても取り返しがつきません(新宿区は工事が終わった後に申請する事後申請だからです)。
このページでは、新宿区で補助の対象になる遮熱塗装の条件だけを、区の資料に書いてあるとおりに整理します。
新宿区が求めている条件は、たった2つ
① 塗料の条件
JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適合品、又は、日射反射率(近赤外線領域)50%以上を有する塗料を用いていること。
→ 「JIS適合」か「50%以上」のどちらか一方を満たせば条件クリアです(両方は求められていません)。
② 施工する場所の条件
屋根、屋上部分について施工すること(屋根・屋上の立ち上がり部分を含む。天窓部分は除く。)
反射率の証明は「カタログの該当ページ全部」
区の提出書類一覧には、「機器等のパンフレットその他の仕様及び補助要件を満たしていることが確認できる書類の写し(該当箇所の頁全体)」とあります。第三者機関の証明書を出しなさい、という文言はありません。
つまり、使う塗料のカタログで「近赤外線領域の日射反射率50%以上」または「JIS K5675適合」が読み取れるページを、そのページ全体でコピーして添付するのが基本です。塗料を決める段階で、そのページがカタログに載っているかを確認しておくと安全です。
反射率の数字は区ごとに違います。新宿区は近赤外線領域50%以上。葛飾区は65%以上、港区は近赤外域60%以上かつ明度L*値60以上です。「50%あれば全部の区で通る」は誤りです。新宿区の物件は新宿区の基準で、隣の区の物件はその区の基準で選びます。
色が濃いと反射率は落ちます
日射反射率は塗料の種類だけでなく、色によっても変わります。同じ製品でも濃い色は反射率が下がり、条件を満たさなくなることがあります。「この製品なら大丈夫」ではなく「この製品のこの色で反射率がいくつか」で確認してください。色を決める前に、カタログの色別の反射率の表を一緒に見るのが確実です。
当社は断熱塗料ガイナをはじめ、遮熱・断熱系の塗料の施工実績があります。屋根材の状態によっては、遮熱塗装より先に下地の補修や縁切りが必要になることもあります。まずは屋根の写真をお送りください。
新宿区は「事後申請」だからこそ、塗る前が勝負
新宿区は工事と支払いが終わってから申請します。裏を返すと、塗ってしまってから「その塗料は条件を満たしていませんでした」と分かっても、やり直しがきかないということです。
塗料を決める段階で、①反射率50%以上またはJIS K5675適合か、②その色でも条件を満たすか、③カタログの該当ページを出せるか、の3点を確認しておいてください。また、完了後の写真は足場を解体する前に撮る必要があります(区が明記しています)。
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契約する前に、必ず区へご確認ください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。
新宿区 環境清掃部 環境対策課 脱炭素事業係(省エネルギー及び創エネルギー機器等導入補助金専用ダイヤル)
03-5273-4111
当社は新宿区外(足立区)の塗装会社です。新宿区の要綱・パンフレット・提出書類一覧のいずれにも「区内業者に限る」という記載はありませんが、区が「使える」と明言したわけではありません。上の番号でご確認いただくのが確実です。
新宿区・足立区・葛飾区・江戸川区の助成の違い
同じ東京23区でも、制度の中身は区ごとにまったく違います。新宿区で使えるやり方を、そのまま隣の区に当てはめないでください。
| 区 |
外壁は対象? |
制度の要点 |
| 新宿区 |
対象外 (屋根・屋上のみ) |
高反射率塗装(屋根又は屋上)=1㎡あたり2,000円・上限20万円。個人住宅のみ。事後申請(施工・支払完了後)。塗料はJIS K5675適合品 又は 近赤外線領域の日射反射率50%以上。第1期は7月31日必着。 |
| 足立区 |
対象 |
遮熱塗装=補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円。戸建てのみ。着工前申請で、足場を組んだ時点で着工扱い。 |
| 葛飾区 |
対象 |
屋根等または壁で一律5万円、両方で一律10万円。集合住宅は上限100万円。反射率は65%以上と厳しい。事前協議は着工の4週間前まで。 |
| 江戸川区 |
— |
区は「一般住宅を対象とした外壁塗装等のリフォームの助成金制度はありません」と明言。代わりに住宅リフォーム資金融資あっせん(遮熱・断熱工事は金利0.9%)。 |
反射率の数字は区ごとに違います。新宿区は「近赤外線領域50%以上」ですが、葛飾区は65%以上、港区は60%以上+明度L*値60以上です。「50%の塗料なら全部の区で通る」は間違いです。塗料を決める前に、その区の要件を確認してください。
新宿区の遮熱塗装でよくある質問
Q. 新宿区の遮熱塗装(高反射率塗装)の条件は何ですか?
塗料は「JIS K5675(屋根用高日射反射率塗料)適合品」または「日射反射率(近赤外線領域)50%以上を有する塗料」のどちらかを満たすこと。施工する場所は屋根・屋上部分(屋根・屋上の立ち上がり部分を含み、天窓部分は除く)であること。この2つが区の別表に書かれた条件です。
Q. 反射率の証明はどうやって出しますか?
新宿区の提出書類一覧では「機器等のパンフレットその他の仕様及び補助要件を満たしていることが確認できる書類の写し(該当箇所の頁全体)」となっています。第三者機関の証明書を出せ、という文言はありません。塗料メーカーのカタログやパンフレットで、反射率50%以上またはJIS K5675適合が確認できるページを、そのページ全体でコピーして添付します。
Q. どこの区でも反射率50%以上ならいいのですか?
違います。反射率の基準は区ごとに違います。新宿区は近赤外線領域50%以上ですが、葛飾区は65%以上、港区は近赤外域60%以上かつ明度L*値60以上です。新宿区の感覚で塗料を選ぶと、他区では条件を満たさないことがあります。
Q. 外壁に遮熱塗料を塗っても補助は出ますか?
出ません。新宿区の対象は屋根・屋上です。外壁に遮熱塗料を塗ること自体は可能ですが、補助金の対象にはなりません。
Q. 遮熱塗装をすると本当に涼しくなりますか?
屋根に当たった日射を反射して屋根の表面温度を下げる考え方の塗料です。効果の出方は屋根材・断熱材の有無・部屋の位置・日当たりによって変わります。「何度下がる」と数字で保証することはできませんので、当社は断定しません。
新宿区での施工事例
新宿区では、戸建ての外壁・屋根塗装だけでなく、アパートの鉄骨階段・長尺シート、ビルのシャッター、店舗の内装塗装まで施工しています。写真つきの事例をご覧ください。
外壁の色から施工事例を探す
「この色にしたい」が決まっている方は、色から事例を探せます。
ホワイト系ベージュ系グレー系ブラウン系ブルー系グリーン系イエロー系ピンク・オレンジ系ブラック・濃色系
色の分類は、施工後の写真を見て当社が大まかに分けたものです。実際の色は塗料の品番・光の当たり方・つや・面積によって見え方が変わります。写真の色そのものが出ることを保証するものではありません。色の選び方は外壁塗装の色選びとカラーシミュレーションもご覧ください。
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