
港区は「屋上」で助成が効きます。上限は管理組合等・事業者で100万円
港区の助成は屋上・屋根のみが対象ですが、上限は分譲マンションの管理組合等が100万円、区内で事業を営む中小企業者・個人事業者も100万円と大きめです。屋上の広い建物ほど効きます。
ただし外壁と防水工事は対象外。大規模修繕の全体に補助が出るわけではありません。ここを正しく理解して計画を組むことが、港区では特に大事です。
⚠ 契約前に必ず区の担当課へご確認ください
港区の助成制度について、①区外の業者が施工しても対象になるか ②足場を組んだ時点で「着工」扱いになるか ③いま予算が残っているかの3点は、区の運用や年度の途中で変わることがあります。契約前・着工前に必ずご自身で区の担当課にご確認ください。
確認先:港区 環境課 地球環境係 03-3578-2496(当ページの内容は港区公式の令和8年度の公表内容にもとづいて記載していますが、最新・正確な情報は区の公式発表をご確認ください。)
戸建てと何が違うか
| 項目 |
戸建て |
アパート・マンション |
| 決める人 |
所有者 |
オーナー様、または管理組合の決議 |
| 工事の範囲 |
外壁・屋根・付帯部 |
外壁・屋上防水・共用階段・共用廊下・鉄部・手すり・エントランスなど |
| 入居者対応 |
不要 |
工程の告知、洗濯物・通行・駐輪の制限のご案内が必要 |
| 港区の助成 |
区民の枠 上限30万円 |
分譲管理組合等 上限100万円/中小企業者・個人事業者 上限100万円 |
| 期間 |
おおむね数週間 |
規模により長くなります。工程表を作って進めます |
港区の助成をアパマンで使うときの要点
| 項目 |
内容 |
| 対象 |
屋上・屋根の高反射率塗装のみ(外壁・防水工事・ベランダ・ひさし・立ち上がりは対象外) |
| 塗料 |
近赤外域の日射反射率60%以上、かつ明度L*値60以上 |
| 助成額 |
「材料費の全額」と「助成対象面積×2,000円」の低い方 |
| 上限 |
分譲マンションの管理組合等 100万円/区内の中小企業者・個人事業者 100万円/区民 30万円 |
| ⚠ 賃貸 |
管理組合等の枠は「賃貸物件は不可」と区が明記。賃貸オーナー様の扱いは区へ個別確認 |
| 重複 |
過去12年以内に同じ住所で同じ助成を受けていないこと |
| 申請 |
着工前。足場が着工に含まれるかは公式に明記なし → 足場を組む前の申請が安全 |
| 期限 |
申請 令和9年1月29日まで/完了報告 令和9年2月26日まで |
大規模修繕の計画に組み込むなら、順番が大事です
港区の助成は着工前申請です。管理組合の決議 → 業者決定 → 見積り確定 → 区へ申請 → 交付決定 → 着工という順番になります。総会の日程と区の受付期限(令和9年1月29日)を逆算して、早めに動く必要があります。
大規模修繕の進め方(当社の場合)
| 順番 |
やること |
| 1 現地調査 |
外壁・屋上・共用部・鉄部の状態を確認します。写真で記録します |
| 2 ご報告 |
いま直すべき箇所と、次回でよい箇所を分けてご説明します |
| 3 お見積り |
港区の助成を使う場合は、屋上の材料費が分かるように内訳を分けます |
| 4 決議・ご決定 |
管理組合様は総会での決議、オーナー様はご判断 |
| 5 助成の申請 |
着工前に区へ申請。交付決定通知を待ちます |
| 6 入居者へのご案内 |
工程表・掲示物のご用意をお手伝いします |
| 7 着工 |
足場 → 高圧洗浄 → 下地補修 → 塗装/防水/共用部 |
| 8 完了・完了報告 |
写真で工程を記録。区への完了報告(令和9年2月26日まで) |
共用部は当社の本業です
株式会社丸巧はもともとマンション・アパートの共用部修繕を本業としてきました。鉄骨階段のサビ、共用廊下の長尺シート、鉄部・手すり、屋上防水──外壁塗装だけを扱う業者があまり得意にしていない領域です。
港区・千代田区・杉並区の助成はここが違う(令和8年度)
同じ「遮熱・高反射率塗装の助成」でも、区によって対象になる部位・必要な反射率・戻る金額・申請の順番がまったく違います。他区の記事をそのまま読むと間違えます。
| 区 |
対象になる部位 |
塗料の条件 |
助成額の考え方 |
申請のタイミング |
| 港区 |
屋上・屋根のみ (外壁は対象外) |
近赤外域の日射反射率60%以上かつ明度L*値60以上 |
「材料費の全額」と「対象面積×2,000円」の低い方/上限は区民30万円・分譲管理組合等100万円・中小企業者100万円 |
着工前に申請 |
| 千代田区 |
屋上と壁面 (外壁も対象) |
近赤外線領域の日射反射率50%以上(第三者機関の測定値)+VOCの含有量が少ない塗料 |
税抜の助成対象経費の50%・上限50万円 |
施工前に申請(工事予定日の1〜2か月前に事前相談) |
| 杉並区 |
屋根・屋上・外壁 (カバー工法・重ね葺きは対象外) |
近赤外線領域の日射反射率50%以上の塗料・塗料色 |
税抜の助成対象経費の20%・屋根と外壁の合計で上限15万円/足場設置費・高圧洗浄費も対象経費 |
事後申請(工事と支払いが完了した後) |
| 足立区(当社の所在地) |
遮熱塗装 |
近赤外線領域の日射反射率50%以上 |
補助対象経費(税抜)の1/3・上限5万円/戸建てのみ |
着工前(着工予定日の5開庁日前まで/足場設置も着工扱い) |
上の表は令和8年度の各区の公表内容にもとづくものです。金額・条件・受付期間は年度や予算の状況で変わります。契約前に必ず各区の担当課へご確認ください。
よくあるご質問
Q. 分譲マンションの管理組合ですが、いくらまで助成が出ますか。
A. 港区の高反射率塗料等材料費助成は、分譲マンションの管理組合等の上限が100万円です。ただし助成額は「高反射率塗料等の材料費の全額」と「助成対象面積×2,000円」の低い方で、対象は屋上・屋根のみ。外壁と防水工事は対象外です。
Q. 賃貸マンションのオーナーですが、申請できますか。
A. 港区は管理組合等の枠について「賃貸物件は不可」と公式に明記しています。オーナー様が区民の枠や中小企業者・個人事業者の枠で申請できるかは、所有形態や事業の実態によって変わります。区へ個別にご確認ください。当社から「使えます」とは申し上げません。
Q. 大規模修繕の周期はどのくらいですか。
A. 建物の構造・立地・前回の工事内容で変わります。一般には12年前後で計画されることが多いですが、年数より状態です。港区は過去12年以内に同じ住所で同じ助成を受けていないことを条件としているため、前回の修繕で助成を使っている場合は年数の確認が必要です。
Q. 入居者への説明はどうすればいいですか。
A. 工程表をもとに、いつどこで作業するか、洗濯物やベランダの使用がいつ制限されるか、通行の制限がどこに出るかを事前にお知らせします。当社が掲示物やご案内文の作成をお手伝いします。
Q. 外壁と屋上を一緒にやるべきですか。
A. 足場を1回にまとめられるため、費用の面では有利です。港区では助成の対象が屋上・屋根だけなので、外壁と屋上を一緒に工事する場合は、見積書で屋上の材料費が分かるように内訳を分けておく必要があります。
港区のアパート・マンションの外装工事のご相談は外壁塗装ラボへ
外壁塗装ラボ(株式会社丸巧)は足立区舎人を拠点に、港区でもマンションの大規模修繕・共用部の洗浄と塗装・手すりのサビ止めを行ってきました。港区の助成が効くのは屋上です。どこまでが対象で、どこからが対象外かを正確にお伝えしたうえで計画を組みます。保証は工事内容に応じて最大10年です。
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