墨田区の外壁塗装で使える助成金|足場を組んだら、もう申請できません
墨田区には遮熱塗装(熱交換塗装・高反射率塗装)を対象にした助成制度があります。ただし墨田区は、23区のなかでも申請のタイミングがいちばん厳しい区です。ここを外すと、条件をすべて満たしていても1円も出ません。まずそこからお伝えします。
⚠ 墨田区は「足場を組んだら、もう申請できません」
墨田区のパンフレットには「工事着工前の申請が必要です。足場設置等着工した場合は、受付できません(助成の対象になりません)。」と書かれています。足場は工事の準備ではなく着工そのものとして扱われます。
つまり「業者に頼んで、足場が立ってから助成金を調べる」では間に合いません。申請できるのは着工の1か月前〜7営業日前の間だけ。早すぎても受け付けてもらえません。
この助成金でいちばん多い失敗は「順番」です
外壁の塗り替えは、ふつう「相見積り → 契約 → 足場 → 洗浄 → 塗装」と進みます。この流れのまま進めると、足場が立った日に助成金の権利が消えます。
墨田区で助成を受けるなら、正しい順番はこうです。
1. 塗り替えを考え始めた段階で、屋根の状態を見てもらう(診断・見積り)
2. 遮熱塗料(近赤外50%以上)で見積りをつくる。塗料のカタログ(性能を証する資料)をそろえる
3. 着工日を決める。その日の1か月前〜7営業日前の間に、区の窓口へ申請書を持参する
4. 申請が済んでから、足場を組む
5. 工事 → 完了後の書類審査(令和9年3月17日までに合格が必要)
なお墨田区のパンフレットには「事前申込する前に施工業者と契約することは差支えありません」という趣旨の運用ではなく、着工=足場という線引きが示されています。契約そのものではなく、足場が境目だと覚えてください。
墨田区の助成制度の中身(令和8年度)
| 制度名 | 墨田区地球温暖化防止設備導入助成制度(遮熱塗装/既築のみ) |
| 担当課 | 墨田区 環境保全課 環境管理担当/電話 03-5608-6207 |
| 塗る場所(2つの選び方) | (A) 屋根面全体(塔屋、階下に居住空間があるベランダを含む)/(B) 屋根面全体+壁全面。壁だけを塗るという選び方はパンフレットにありません |
| 助成額 | 工事費用の10%/上限は戸建て・事業所 15万円、分譲マンション 30万円(工事費が税抜10万円以上であること) |
| 塗料の条件 | 熱交換塗料、または日射反射率(近赤外領域)50%以上の高反射率塗料(JIS K5602・JIS K5675等)。性能を証する資料(パンフレット等)を添付 |
| 申請のタイミング | 着工の1か月前〜7営業日前まで。足場を設置した時点で着工とみなされ、受付できません。窓口へ持参(郵送不可) |
| 受付期間(令和8年度) | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日(予算額に達した時点で終了)。工事完了後の書類審査は令和9年3月17日までに合格が必要 |
| 申請できる人 | 区内の建物の所有者(個人、管理組合、中小企業者、法人等)/住民税の滞納がないこと/1つの建物につき各1回のみ |
| 区内業者に限るか | 令和8年度のパンフレットに「区内業者に限る」という記載はありません。ただし交付要綱の本文は公開資料から確認できていないため、断定はできません。区にご確認ください |
出典:墨田区「令和8年度 地球温暖化防止設備導入助成制度〔申請編〕パンフレット」(墨田区公式・地球温暖化防止設備導入助成制度)。内容・金額・期間は年度で変わります。最新は区の公式ページと担当課でご確認ください。
契約する前に、必ず区の担当課へ確認してください
区外の業者が使えるか、足場を組んだ時点で着工扱いになるか、予算がいま残っているかは、契約前に必ず区の担当課へご確認ください。
墨田区 環境保全課 環境管理担当/電話 03-5608-6207
「屋根だけ」か「屋根全体+壁全面」か。外壁だけは選択肢にありません
墨田区の助成でいちばん誤解されやすいのがここです。パンフレットに書かれている塗り方は次の2つだけです。
(A) 屋根面全体を塗る(塔屋、階下に居住空間があるベランダを含みます)
(B) 屋根面全体+壁全面を塗る
つまり「外壁だけを遮熱塗料で塗る」という選び方は、パンフレットに載っていません。壁に助成を乗せたいなら、屋根も全体で塗るのが前提になります。屋根の一部だけ、壁の一面だけ、という部分塗装も想定されていません。
ただし「外壁のみは対象外です」と否定する文章があるわけではありません。外壁だけの塗り替えを考えている方は、その一点だけ区にご確認ください。私たちも、確認できていないことを「使えます」とは言いません。
電話で相談する 0120-162-716
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塗料の条件(ここを満たさない塗料では出ません)
対象になるのは、熱交換塗料、または日射反射率(近赤外領域)が50%以上の高反射率塗料です。JIS K5602・JIS K5675等の規格による検査で50%以上あることを示す資料を、申請時に添付します。
この「50%」は区によって違います。たとえば港区は近赤外60%以上という別の基準です。「遮熱塗料だから、どこの区でも通る」わけではありません。墨田区の建物なら、墨田区の基準で塗料を選ぶ必要があります。
助成金と、外壁塗装の費用の考え方
助成額は「工事費用の10%(上限15万円/分譲マンションは30万円)」です。ただし、このページに具体的な工事金額は書きません。建物の大きさ・屋根の形・下地の傷み方で変わるため、実際に見なければ正しい金額は出せないからです。「◯万円戻ります」と先に言い切る業者にはご注意ください。正確なお見積りは現地確認の後になります。
墨田区での施工事例
墨田区で実際に施工した事例です。屋根と外壁を一緒に塗り替えた事例もご覧いただけます。
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※色の分類は完成写真から見た大まかな区分です。同じ色名でも塗料の品番・面積・光の当たり方で見え方は変わります。色の決め方は外壁塗装の色選び・カラーシミュレーションをご覧ください。
墨田区の外壁塗装の助成金でよくある質問
Q. 墨田区で外壁塗装をすると、いくら助成されますか?
墨田区の地球温暖化防止設備導入助成制度(遮熱塗装)は、工事費用の10%で、上限は戸建て・事業所が15万円、分譲マンションが30万円です。工事費が税抜10万円以上であることが条件です。金額や条件は年度で変わるため、最新は墨田区の公式ページと環境保全課(03-5608-6207)でご確認ください。
Q. 足場を組んでからでも申請できますか?
できません。墨田区のパンフレットには「足場設置等着工した場合は、受付できません」と明記されています。足場の設置が着工とみなされるためです。申請は着工の1か月前から7営業日前までの間に、窓口へ持参して行います(郵送不可)。
Q. 外壁だけを塗っても助成の対象になりますか?
墨田区のパンフレットに書かれている選び方は「屋根面全体」または「屋根面全体+壁全面」の2つで、壁だけを塗るという選択肢は載っていません。ただし「外壁のみは対象外」と否定する文章があるわけではないため、外壁だけの塗り替えを考えている場合は、環境保全課(03-5608-6207)にご確認ください。
Q. 区外の業者に頼んでも助成金は使えますか?
令和8年度のパンフレットに「区内業者に限る」という記載はありません。ただし交付要綱の本文までは確認できていないため、使えると断定はできません。契約の前に必ず環境保全課(03-5608-6207)へご確認ください。
Q. どんな塗料なら対象になりますか?
熱交換塗料、または日射反射率(近赤外領域)が50%以上の高反射率塗料です。JIS K5602・JIS K5675等の規格による検査で50%以上あることを示す資料(塗料メーカーのパンフレット等)を申請書に添付します。
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