
足立区のALC外壁の塗装|水を吸うので、防水が命です
ALC(軽量気泡コンクリート)は、内部に細かい気泡がある外壁材です。軽くて断熱性・耐火性に優れます。ビルやアパートに多く使われます。
弱点は「水を吸うこと」です。ALC自体には防水性がありません。塗膜と目地のシーリングで水を止めています。
ALCは塗膜が切れたら終わりです
ALCはスポンジのように水を吸います。だから表面の塗膜が守っています。
塗膜が切れて水を吸うと、内部で凍結・膨張して、ボロボロになります(凍害)。また鉄筋が入っているので、水が回ると錆びて膨張し、ALC板を押し割ります。
ALCは「塗り替えを先延ばしにしてはいけない」外壁材です。塗膜が切れる前に塗る。これが原則です。
ALC外壁で見るところ
| 目地のシーリング | ALCは板と板の間の目地が多い。ここが切れると即、水が入ります |
| 塗膜の劣化 | チョーキング・色あせ・ひび。ALCは塗膜が命 |
| 板のひび・欠け | 放置すると水を吸って広がります |
| 爆裂 | 中の鉄筋が錆びて膨張し、板を押し割る。鉄筋のサビ止め+断面補修が必要 |
| 下塗り材の選定 | ALC専用の下塗り(シーラー)が必要。吸い込みが激しいので、普通の下塗りでは足りません |
| 弾性塗料の注意 | ALCに厚い弾性塗料を塗ると、内部の水分が抜けず膨れることがあります。通気性の考慮が要ります |
⚠ ALCは「塗料の選び方」で失敗します
ALCは吸い込みが激しい外壁材です。専用の下塗り(シーラー)を使わないと、上塗りが吸われてムラになり、持ちません。
また通気性を無視して厚い塗膜で密閉すると、内部の水分が抜けずに膨れます。ALCを理解している業者かどうかは、下塗りの説明でわかります。
足立区の補助金は使えますか?
遮熱塗料で塗る場合なら使えます。足立区の省エネリフォーム補助金は、日射反射率50%以上の遮熱塗料での塗装が対象。工事費(税抜)の3分の1・上限5万円。戸建て住宅・区内業者との契約・着工前申請が条件です。
外壁塗装ラボは足立区舎人に足立店があります。区内業者の要件を満たすので、当社にご依頼の場合この補助金が使えます。申請書類の作成もお手伝いします。→ 足立区の補助金ページ
足立区の施工事例
ALCは目地の本数が、他の外壁材とまるで違います
ALCは1枚のパネルを組み合わせて壁をつくる外壁材です。パネル1枚は縦に長い形をしていて、窯業系サイディングに比べて1枚あたりの面積が小さいため、同じ壁面でも継ぎ目の本数が何倍にもなります。
継ぎ目はすべてシーリングで塞がれています。つまりALC外壁では、シーリングの状態がそのまま建物の防水性能になります。塗装だけをきれいにしても、目地が切れていれば水は入ります。ALCの塗り替えでシーリングの工事が主役になるのは、このためです。

外壁目地の施工前/ALC外壁の目地は打ち増しで施工します。(東京都足立区伊興 2階建住宅の外壁塗装)
※ ALCの目地は「打ち増し」で施工することがあります。窯業系サイディングでは古いシーリングを全て撤去する打ち替えが基本ですが、ALCのパネル目地は構造上、既存のシーリングを残したまま上から充填する打ち増しが選ばれる場合があります。撤去の際にパネルの角を欠いてしまうおそれがあるためです。
⚠ ただし「ALCだから全部打ち増しでよい」わけではありません。劣化の程度や目地の種類によって判断が変わります。見積書に打ち替えと打ち増しのどちらか、どの目地に対して行うのかが書かれているかをご確認ください。シーリングそのものの考え方は足立区の外壁のコーキング(シーリング)打ち替えにまとめています。
ALC外壁の塗り替え工程
ALCの施工は、吸水するという性質にあわせて工程が組まれます。順番に意味があります。

塗装工事の施工前/外壁材がALCパネルの戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装工事です。(東京都足立区舎人 外壁塗装・屋根塗装)
| 工程 | ALCで特に大事な理由 |
|---|---|
| 高圧洗浄 | 洗浄後にしっかり乾かす期間が要ります。水を含んだまま塗ると内部に水を閉じ込めます |
| ひび割れ・欠けの補修 | ALCは軽く加工しやすい反面、角が欠けやすい材料です。塗る前に埋めます |
| シーリング工事 | 目地の本数が多いぶん、ここに時間がかかります。塗装の前に行います |
| 下塗り(シーラー) | 吸い込みが強いため、塗料を吸われないよう専用の下塗り材を選びます。ここを一般的な下塗りで済ませると仕上がりが変わります |
| 中塗り・上塗り | 塗膜に厚みを確保します。ALCでは塗膜が防水層そのものです |
⚠ 見積書で確認していただきたいのは、シーリング工事が塗装とは別項目で入っているかどうかです。「外壁塗装一式」だけの記載だと、目地に手が入るのかが分かりません。ALCでは、ここが仕上がりと持ちを分けます。
足立区のALC外壁の塗装でよくある質問
Q. ALC外壁は何年で塗り替えですか?
塗料や環境で変わりますが、ALCは水を吸う外壁材なので、塗膜が切れる前に塗るのが原則です。チョーキング(触ると白い粉)や目地のシーリングの切れが出たら検討時期です。先延ばしにすると内部が傷みます。
Q. ALCの目地が切れています。
すぐ直した方がいいです。ALCは目地が多く、そこから水が入ると内部が傷みます。シーリングの打ち替えが必要です。
Q. ALCに普通の塗料は使えますか?
下塗り(シーラー)はALC専用のものが必要です。ALCは吸い込みが激しいので、普通の下塗りでは上塗りが吸われてムラになります。上塗りも通気性を考えて選びます。
Q. ALCがボロボロになっています。
水を吸って凍害や鉄筋のサビが進んでいる可能性があります。塗装だけでは戻らないので、断面補修(欠損部を埋める)が必要になることがあります。
Q. 足立区の補助金は使えますか?
使えます。遮熱塗料(日射反射率50%以上)で塗る場合、足立区の省エネリフォーム補助金の対象です(戸建て住宅・区内業者との契約・着工前申請が条件)。アパート・マンションは対象外です。
Q. ALCの目地は打ち替えと打ち増しのどちらになりますか?
A. ALCのパネル目地では、既存のシーリングを残して上から充填する打ち増しが選ばれる場合があります。撤去の際にパネルの角を欠くおそれがあるためです。ただし劣化の程度や目地の種類によって判断が変わりますので、現地で確認したうえでお伝えします。
Q. ALCの塗り替えで、工程はどれくらいかかりますか?
A. 高圧洗浄のあとに乾燥させる期間が必要で、さらに目地の本数が多いためシーリング工事に時間がかかります。同じ面積の窯業系サイディングより工程に余裕を見ておく必要があります。天候にも左右されますので、現地を確認したうえで日程をお伝えします。

























