屋根リフォームのタイミングと4つの選択肢
屋根のリフォームのタイミングを考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。実際に屋根の劣化状況を定期的に確認しているという人はあまりいないかもしれません。
ベランダで洗濯物を干しているときに下屋根の汚れが気になったり、屋根の形状によっては遠くから自宅を見た時に屋根のコケなどが目につく程度ではないでしょうか。実は屋根のリフォームのタイミングは外壁と密接な関係があります。
屋根のリフォームのタイミングは外壁と一緒?
外壁のリフォームの時期は、新築後や前回の塗装工事後の7~10年程度が一般的ですが、外壁塗装の工事の時には足場を設置する必要があります。建物の高さが低い平屋建てなどの場合は例外として足場を設置しないケースもありますが、一般的には足場を設置して外壁の塗り替えを施工します。
実は、外壁塗装工事の時の足場を設置するということがポイントで、足場を設置するタイミングで屋根のリフォームもした方が費用面で大きく抑えることができます。
足場の費用が2回分から1回分に
屋根のリフォームの時にも安全面や施工面を考えて足場を設置する必要があります。外壁塗装の時に足場を立てるのであれば、そのタイミングで屋根のリフォーム工事もした方がいいという事が分かりやすいのではないでしょうか。
外壁リフォームで足場を立てて屋根のリフォームでも足場を立てるとなると、足場の費用が2回分必要になってしまうので、外壁塗装の時に屋根のリフォーム工事をした方が大変お得です。もちろん、外壁のリフォームの時期には屋根の劣化状態も進んでいる場合が多いので、外壁と屋根を同時にリフォームすることで工事の回数を減らすことにもつながります。
屋根リフォームの4つの方法
屋根のリフォーム工事は、屋根塗装(屋根の塗り替え)・葺き替え工事・重ね張り(カバー工法)・部分補修の4つの方法が一般的です。中でも、屋根の塗り替え工事は外壁塗装と同時にすることで費用を抑えることにもつながるリフォーム方法です。
ただし、屋根の劣化状況や屋根の材料によっては塗装工事では対応できない場合もあるので、その際に葺き替え工事やカバー工法で屋根の修理をすることがあります。
外壁と屋根は建物を守るための重要な部分なので、定期的にメンテナンスリフォームをすることで長期的に建物全体を守ることにつながります。少しでも汚れやひび割れなどが気になる場合は、お早めに外壁塗装や屋根塗装などのリフォームを検討した方がいいでしょう。