5月1日はメーデーですね。
この前、20代前半の若者と話していて、「メーデー」の話題になり、その子は知りませんでした。
「メーデー」とは直訳すると、5月の日、です。これは、日本だけでなく、世界各地で5月1日に行われる祭典です。
ヨーロッパ各地域では、夏の訪れを祝う日であるらしいのですが、日本人にとって一般的なのは「労働者の日」労働者が統一して権利要求と国際連帯の活動を行う日です。
起源は、1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟、AFL)がシカゴを中心に8時間労働制要求の統一ストライキを行った日だそうです。
「第一の8時間は仕事のために、第二の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために」という名文句を目標に行われたそうです。
日本においての第一回のメーデーは1920年5月2日に上の公園にて、およそ1万人の労働者が集まり「8時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などを訴えたそうで、翌年から5月1日に開催することになったようです。
メーデーは国際連合などによって定められた国際デーとなっていて、世界の約80カ国以上で祝日になっているようですが、日本でもいろいろと祝日化の動きが進んでいたようですが、平成不況などの続きで、とん挫しているようです。