新築の住宅を建てる時、一番重要なことは?
新築の住宅というと、決められた土地に業者さんが設計図を考えて家を建ててセットで販売する「建て売り住宅」。更地があり業者さんが決めた業者で建てればプランはお客様の自由ですよという「建築条件付き土地」での建築。または、現在住んでいる住宅が古くなり代替わりなどで壊して建てなおす「建て替え住宅」などのケースが有ると思います。
各それぞれ、良い点、悪い点、妥協しなければいけない点、などいろいろあると思いますが、まず、一番重要なことは「地盤に関するものの考え方」だと思います。
「建て売り住宅」の場合は、もう建っている物を購入するわけですから、場所として、その地域の近辺の地盤は強いのか?建てる時にどのような改良工法を施工したのか?地盤調査の結果表は有るか?
などを気にして、確認してから購入に進むことをお勧めします。
「建築条件付土地」を購入の場合も同様です。建て物を建てるにのは買ったあとなので、改良工事は買った方の別料金として発生します。その前段階として、この土地はどんな地盤なのかをしっかり確認しましよう。
さて、「建て替え住宅」の場合は、もともと自分(もしくは家族)の土地ですから、現在の家を解体後しっかりと地盤調査を入れて、地盤改良の方法も建築業者さんとしっかり相談して下さい。
建て物の耐震性や耐久性はもちろん大事なのですが、どんな強固な建て物を建てようと、それが乗る地盤がダメなら、問題外なのです。
地盤改良は100万とか200万とか安い金額ではありません。必要以上のことはいりませんが、高い建て物の建築に当たっては、ここの部分をケチってはいけないのです。