外壁塗装時のピンホール、わき、あわを解説
塗膜に小穴が生じるものを「ピンホール」といい、小突起状にふくれたり、あわ状またはぶつ状に小ふくれを起こす現象を「わき」とか「あわ」といわれています。この現象が生じる原因は揮発瀬乾燥形塗料に多くみられ、乾燥時の原因によって生じる、それでは具体的にご説明したいと思います。①素地の気泡、スプレー時のエアのまきこみが気温が高い時に塗膜の中に溶剤が十分に出ない内に表面だけが乾燥した場合に生じます。②シンナーの蒸発が早すぎる場合③下塗りの乾燥が不慮の場合、これらの対策としては一度に厚塗りをしない、シーラーなどを塗装し素地の吸収を抑える、適正なシンナーを使用するなどの方法によって防止する事が可能です。上記の解説でも多く出てきた原因の乾燥につて、もう少し解説いたします。「乾燥不良」塗装した塗料が、一定時間経過しても塗面が固化せず、いつまでも弱い状態なものをいいます、これらの現象が生じた原因は塗料の乾燥・硬化機構によっておこったものです。また外壁の表面が濡れていたり、油分が外壁に付着したまま塗料を塗った場合です、このような手抜き工事なくすには、外壁塗装に限らず、基準事項を忠実に守る施工業者のモラルではないかと思います。