外壁塗装に使用するお勧め塗料「ファイン4Fセラミック」
この塗料は日本ペイントさんで出しているフッ素系塗料です。正式な呼び名はターンペン可溶2液超低汚染形4フッ化フッ素セラミック変性樹脂塗料、といいます。
フッ素樹脂加工といいますと、わかりやすいところで説明すると、「焦げ付かないフライパン」がそれで、「フッ素」は20世紀の大発明と言われているようで、鉱物の「ホタル石」から発見された、まだ日の浅いものです。
様々な元素と反応をする、「反応性」のとても強い元素で、その特性を最大限に生かして開発されたのが「フッ素樹脂」です。フライパンに応用される非粘着性や、耐薬品性を活かして化学プラントのパッキンに使われたり、耐熱性を利用して自動車のブレーキパットやベアリングパットに活用されたり、難燃性を活かして外装材に応用されています。
塗料にも、「非粘着性」「耐薬品性」(酸性雨に強い)「低摩擦性」(雪などが滑り落ちやすい)「耐候性」(紫外線に侵されにくい)「難燃性」(火に強い)などに注目しフッ素樹脂塗料は実用化されました。
そのフッ素塗料も開発が進み、主流が3Fタイプと言って3フッ化フッ素樹脂になっていましたが、塩素原子による劣化の弱点を補うべく、塩素原子の代わりにもう1つのフッ素原子とセラミック変性樹脂とを加えて改良し、弱点を克服し、強靭な耐候性をもつ環境にも配慮した塗料として生まれ変わった物が、「ファイン4Fセラミック」です。
塩素を含まない4フッ化エチレンを主成分にした結果、従来の3Fに比べて表面張力が低くC-Fの強い結合力にもとずく耐候性に優れた塗料に進化したようです。
1、超耐候性:上記で記したように耐候性にとても優れています
2、超低汚染:セラミック変性樹脂による、超親水化技術が非常に優れた超低汚染性。
3、ターンペン可溶:弱溶剤で臭気がマイルドで、さまざまな下地に塗装出来る。
4、防藻、防カビ:藻、カビの発生を抑えて美観を長持ちさせます。
5、透湿性:結露から建物を守ります。
6、環境に対して:F☆☆☆☆でホルムアルデヒドの配合が無く環境にやさしいです。