外壁材がモルタル外壁の時の外壁塗装の特徴
下地になる基材にはいろいろな種類が有ります。モルタル外壁・コンクリートパネル・サイサイディング・ガルバ二ウムなどなど!
ここでは、その素材がどんなものかをご説明いたします。
モルタル外壁
モルタル、モルタルとよく口にしますが、どのような材質でしょうか?
モルタル外壁とはセメントに砂を混ぜて練り上げたものを、針金を網状に組んだワイヤーラス、または薄い鋼板に刻み目を入れて引き伸ばし網状にしたメタルラスという下地に塗りあげて仕上げた外壁です。
重厚感があり、古き昭和の時代の日本の家の外壁は、ほとんどこの「塗り壁」と言われるものでした。
しかし、工期がかかったり、耐久性能が悪かったり、(地震ではがれたり、数年でひび割れたり)だんだんと他の下地の工法に押されて少なくなってきました。
ひび割れ・はがれ等は下地の強度の問題であったり、取付方法の問題であったり、セメントの配合であったり、塗布厚みの不足であったりとほとんどは施工管理上の問題で発生することが多いです。
防水シートが中に施工されていたとしても、このようなひび割れが発生すると雨水が侵入し構造躯体を傷め耐久性に影響を与えるので注意しましょう。
外壁塗装で塗り替えを行うときは、軽微なクラック程度であればその箇所だけシールなりで補修をし下塗り・中塗り・上塗りと塗装をすればすみますが、著しい異常の場合はかき落として下地から補修をする必要があります。