塗装をする時の塗り方「吹き付け塗り」について
「吹き付け塗り」
吹き付け塗りとは、コンプレッサー(空気圧縮機)により圧縮された空気の噴流により塗料を霧状にして吹き付ける塗装方法です。
利点といたしまして、作業能率が良いという点で、刷毛塗り塗装に比べまして約10倍のスピードで作業が進みます。
悪い点といたしましては、周囲に塗料が舞い上がりロスが多いという点です。
スプレーの方式を大別しますと、「エアースプレー方式」と「エアーレススプレー方式」とが有ります。
エアースプレー方式は、圧縮空気を使い霧吹きのようにスプレーガンで噴霧化する方式で、エアーレススプレー方式は、塗料を加圧したガンから水鉄砲のように噴射する方式です。
エアーレスの方が、直接噴霧のため、ムダが少なく高粘度の塗料を吹き付けることが可能です。
塗装時の注意点
・周囲に塗料を飛散させる確率が高いので、養生や飛散防止ネットの徹底をしましょう。
・コンプレッサーにより発する音が高音なため、近隣の対策をしっかりとりましょう。