オイルステイン塗料の塗装
オイルステインと言われても聞いたことがない人が殆どですよね、簡単に例えるなら、木目の風合いが残っているタンスやテーブルなどがオイルステインを使って塗装されているものです。
オイルステインは木材のみの塗料であり屋内、屋外共に使われる塗料ですが、屋外の場合は木材を守る保護というよりも美装に近い塗装です、保護を目的にした場合はキシラデコールなど別な塗料が好ましいでしょう。
オイルステインの塗料の特徴
それではオイルステインの施工方法などを解説して行こうと思います。
一般的には調合ペイントの下塗り塗料に似た塗料を1回塗りします、基本的には節止め、パテかい等はその部分だけに光沢がでたりし仕上がり上見苦しいので行わないのが普通です。
オイルステインを使うにあたって注意が必要です、この塗料は浸透性がよく、色調も繊細に仕上がりますが、木材特有の色のムラを隠すことは出来ません、このムラは施工上の塗りムラではないので覚えておく不安にならないでしょう。
またオイルステイン施工後にボイル油ぶきをして仕上げる事もありますが、この場合は1回目のボイル油ぶきは、木材への浸透性を良くするため塗料用シンナーで20%から30%薄めましょう。
そして2回目のボイル油ぶきは薄めないでそのまま使用しましょう。このオイルステインには防腐剤や防虫剤は添加されていないので、その場合は最初に申し上げたキシラデコールなどを選択しましょう。