建物の耐震性の問題で店を閉めるところもあります。
私ごとで恐縮ですが、田町ハイレーンというボウリング場の話をします。
1972年のボウリングブーム絶頂期に創業した、日本の中でも有名なボウリング場です。
創業当時は2階~6回までで110レーンもあった大規模なボウリング場でしたが、だんだんと縮小され
いま現在は3・4・5階で68レーン、+中華料理店+宴会場+ゴルフ練習場で営んでこられました。
私は競技ボウラーとして、NBFという団体に所属し、田町ハイレーンを起点とし所属し楽しんでいました。
古くは、あの中山律子さんが大会で活躍したり、現在でもTV番組系の撮影が多く有ったり、矢島プロが
所属していたり。活躍が目立ったレーンでした。
その田町ハイレーンが、この29日を持ちまして42年間の営業に幕を閉じました。
いろいろな理由が重なってということになるかと思いますが、一番の理由は建物の耐震性だったようです。
ボウリング場と言うのは、みなさんも見てわかるように、レーンがずらーと並んでいて、真中にあまり柱が
無い構造体です。古い建物ということもあり、耐震補強、もしくは建て替えをせまられたようです。
耐震補強には多額なお金がかかり、建て替えにはもっと多額なお金がかかり、立て替えても回収出来るめど
がたたないボウリング場にはしない方針のようです。
とても悲しい残念な結果ですが、どうしようもありません!もっともっとボウリングのスポーツとしての
認知度が高ければ、と残念です。