外壁塗装における作業工程の重要性と監督
外壁塗装に関して心がけなくてはいけないこと、また監督者の重要性をここで話します。
①、お客様に迷惑を掛ける日数を減らす。
新築と違いリフォームの場合は、実際にお客様の住んでいる状況での作業がほとんどになります。
臭気の問題や、うっとおしい飛散防止シートの中での生活環境、近隣の方々への配慮、などなど工期が短く済むことが一番であることは確かな事実です。
手抜き工事などでの短縮ではなく、品質性能が確保出来る前提で、施工方法・施工者の配置や分担などを熟慮し工期を短くするための方策を考えるのが、良き監督(番頭)の役目になります。
②、作業者が遊んでしまうことのないよう操業度を高める。
塗装は「お天気仕事」のため、晴れ間の時に効率よく作業が進められるようきめ細かい管理をする。
③、完了後の足場の撤去をすみやかに実行する。
施主検査が終了すると、もうお客様の心情は工事完了であり、防犯上も考え、落着いて生活が出来ない足場の存在は、とてもうっとおしいものです。日程に合わせて先を先を考えての撤去も管理者の腕です。
上記のように、お客さまにとっても、作業をしている塗装屋さんにとっても工期の短縮は望ましいもので、特に塗装屋さんにとっては、良き段取りが施工費用の原価短縮にもつながり、また1カ月に出来る工事高も通常5件だったところが、6件、7件出来ることになります。
お客さまにとっても、低価格で高品質な施工が実現されて、工事費も割安な結果となります。
営業さんが活躍し多くの仕事をされている会社様も、世の中に多く存在します。
そのような「営業会社」さんは、マニュアルにしたがい契約を取り、施工は下請け工事店に任せる為、金額が高価なものになり、品質管理にもばらつきが出来ることが出てきます。