外壁塗装に使用するプライマーの役割について
外壁塗装の塗り替えについて、新築の場合工場にて焼付け塗装されたサイディングを現場にて外壁材として使用しています。そのため塗り替えに関しては、まず既存の表面仕上げ材が何か?を良く知り適切なプライマーを選択して密着性を保たなくてはなりません。
プライマーには下地と中塗り塗料に対してしっかりと付着し、また、下地が膨張や収縮を繰り返しても変わらない付着性が要求されます。
プライマーには、エポキシ樹脂プライマーや塩化ビニルプライマーがあり、上塗り塗料との適合性が重要な為、塗料メーカーが推奨する塗装仕様を遵守することが大切です。
・金属の表面が平滑な場合は、塗膜の付着性が著しく低下するので表面性を改質しなくてはならない。
・亜鉛メッキ鋼板の場合は、亜鉛と油変性系の塗料が反応して場合は、金属石ケンを生成して塗膜が剥がれる現象が発生するため、それを防ぐために金属表面を改質して付着性を高めることが出来るエッチングプライマーがあります。