外壁材の基材が金属系の時の豆知識
ここまでは外壁材の機材が、外壁材が銅材の時、外壁材が亜鉛メッキ鋼板の時、外壁材がアルミニウムの時を紹介してきましたが、その他の金属系の材料をご紹介します。
耐食性が優秀なステンレス鋼は、ドアノブをはじめ屋根材や外壁サイディングにも使われていて、耐久性や美観性を求めるために塗装されている材料もあります。
ステンレス鋼は錆の心配はないので、基本的には塗り替えの必要はありませんが、海岸近くなどの塩害などの影響を受けやすい環境や雨水などが溜まりやすい場所では錆びる可能性があります。海岸近くのエリアや工業地帯や屋根・屋上などの雨水の影響を受けやすい場所などは、定期的なチェックやメンテナンスをして劣化が確認できたときは、早めに錆止め塗装を施工する必要があります。
その他にも、屋根材や雨樋に使われている銅や屋根材に使われているチタンなどがありますが、耐食性が高く酸性雨などの影響を受けず腐食等の可能性も低いので、基本的には塗装を必要としない材料と言えるでしょう。