塗装の下地別の塗料の分類
塗装する下地によって、金属面用塗料、コンクリト用塗料、モルタル用塗料などの無機質系下地そして木部用として分類されます。その他の塗料の分類の仕方ですが、性能、性質、乾燥の仕方仕上がり機能などと取り出して分類できます。
この中で建築用塗料として分類出来ないものもあります。防カビ塗料、耐薬品塗料などの特殊塗料です。
また、金属、コンクリートなどの下地で使う塗料には必ず錆止め塗料、各種シーラーなどがあり、主に金属中でも鉄部に使用する錆止め塗料は、その錆止め効果を最大にいかす顔料の種類で分類されており、無機質系下地用のシーラーはその樹脂の特性によって、また、木部用は主に、下地用として用途別に分類されます。
この下地塗料類は、塗装工事の基礎作りとなる重要なものであり、最近傾向では、これらを利用し、欧米の建築家の設計した建築が日本にも建設されていますが、これらには各種のデコレイティブペインティング技法が用いられた仕上げが導入されるようになってきています。
日本でも古くから伝わる木目描きや大理石模様仕上なども沢山ありますが、現在ではあまり活用されていません。