目立つ色の効果
ここでは、目立つ色の効果などを詳しく解説していこうと思います。
消防車や郵便ポストがなぜ赤いのか、理由はお分かりでしょう。色には目立つ色と、目立たない色があります。
これは人の感情、心理に影響しているものです。
赤・オレンジなどの暖色系で明るい色は良く目立つとされています。
しかし、あざやかな色があふれているところでは、かえってモノトーンのほうが目立つこともありますから、組み合わせて配色する色にも注意してください。
工場などでは、事故を防ぐために、赤や黄色などの暖色系を配して注意をうながしています。
また道路標識や工事現場のサインなども、目立たない色で作られていたら大変危険です。
私たちの身の回りにでは安全を意識した色が選ばれています。JISでは、安全標識などに使用する色を下のように定めています。
赤・・防火、禁止、停止、高度の危険
黄赤・・危険、航海、航空の危険標識
黄・・注意
緑・・安全、避難、衛星、救護、進行
赤紫・・放射能
白・・道路、整頓
黒・・矢印、しま模様、文字などの補色色