色について(暖色系・寒色系)
色には人に温かみを感じさせる暖色と、冷たさを感じさせる寒色があります。
暖色は赤、オレンジ、黄色などで、寒色は緑、青、紫、なに無彩色の白と黒です。
暖色か寒色かで感じる温度は違ってきます。赤に近い色ほど暖かく、青に近いほど冷たく感じると言われています。
暖色系の色でコーディネ―トした部屋にいると、寒色系でコーディネーとした部屋より3度も熱く感じるほどです。
また暖色には食欲増進効果もあります。
自然界には暖色の食べ物が多く、本能的に美味しく感じるといわれています。
常温で食べる食品や、そのパッケージで使うのも有効的です。一方で寒色系は食欲撃退効果があります。
特に青は腐食した食べ物を連想させます。そのため飲食店などではあまり使われないようです。
またこれらの効果は照明などでも活用できます。
食卓の照明が赤みを帯びていれば食欲は増し、青白い照明であれば逆に食欲は抑制されます。
このように暖色系、寒色系の色で様々な効果が期待でき、そのメリット、デメリットを良く理解して、外壁塗装や、各種塗装工事の色を決めるのも一つの楽しみになるのではないでしょうか。