塗料の乾燥硬化
家屋の塗装といえば外壁塗装、屋根塗装、付帯部などの塗装がほとんであるが、その目的は保護・美観で
ある。塗装作業は塗り重ねて作る塗膜によって、目的である保護・美観をを維持する事ができる。また塗
る過程は工程表などで、しっかりと管理しているが、乾燥硬化時間を工程表に記載されているケースは少
ない、しかし知ってもらいたいのが、実は乾燥硬化も工程の中では、重要な作業の一つであるということ
だ、そもそも下塗りをしてからの中塗りの乾燥時間や、仕上げ塗りする際の乾燥時間は、各塗料メーカー
によって定められており、それを尊重して現場の作業員は施工をしている。しかし特別なケースもある、
日本には四季があり、湿気が多いい時期、低温度の時期・高温度の時期があり、メーカー指定通りの乾燥
硬化時間だけを尊重できないケースだ。そのため乾燥硬化は、現場の熟練された職人が、目や手などの五
感で判断するケースも少なくはない、乾燥硬化は職人の経験で培われた一つの技術といってもいいだろう。