油性塗料の取り扱いの注意
塗料の火災や爆発などを起こさないためには、保管場所や塗料の周りでは火気の取り扱いを厳重にするこ
とが第一です。現場や貯蔵場所など塗料などがある場合は原則として火気を禁止し、やもえない場合は作
業を中断したり、その他十分な処置をし周りに配慮してから扱わなければなりません。また塗料には可熱
性のものがあり、ある一定の温度を超えると蒸気が発生します。そのため、作業中でも、保管中でも使用
しない場合は、しっかりと密封し温度が上昇しづらい場所に保管するようにしましょう。絶対に日光の当
たる場所や温度の高い場所に置かないでください。また塗料の保管場所には可熱性の高い物は置かないよ
うにし、保管場所(置き場も)不燃性の高い構造の場所を選んでください。油性塗料や酸化乾燥形フタル
酸樹脂塗料、鋼材を用いて乾燥させるポリエステル樹脂塗料などの残品や塗料またはそれが付着している
ウエスは自然に発火する恐れがあるので、金属製の容器に入れたり、安全な場所に保管しておきましょう。