石目塗り仕上げ
石目調仕上げとは、塗料を使用し大理石模様に仕上げるものをいいます。石目塗りの場合の下地作りや仕上げの施工方法を紹介します。まず下地処理ですが、下地になる壁に仕上げの大理石ににた色を塗ります。次に木枠を作り、木枠の縁に釘を適度の間隔をあけ打ち付けおきます。真綿を雨水「のり水」に浸し湿らしてから、それを引き伸ばして、打ち付けておいて釘にしっかりと引っかけておきます。自由に引き伸ばして適当な釘に2枚から3枚の真綿を引っかけて、のり水を乾燥させます。この木枠か、または木枠に張って乾燥させた真綿の、のりで固くなった板状のものを枠から取りはずして、地はだ塗りした塗面に密着させます。この上から黒もしくは淡緑色などの模様となる色を軽く、ところどころに吹き付けます。注意しなければいけないのは、この作業は吹き付け以外では施工できないところです。そして真綿をとりのぞくと大理石の模様が出てきます、少なくても2・3色の色を交互に吹き付けると、より大理石模様に近ずきます。最後に大理石模様の保護塗料として、クリヤー(透明)塗料を塗りますが、この作業はは最低でも2回塗り~3回塗りはしましょう。