梅雨時期の雨漏り対策の屋根塗装
なんといっても日本には梅雨時期があり、連日にわたりジメジメとした雨の時期がありますね。これは日本に住んでいれば誰でも体験する事ですが、決して気持ちの良い物ではありません。
またこの季節の影響で、湿気が溜り、雨漏りのある家屋ではシロアリや木腐菌等の発生が増加する事もあり、四季の中でも最も危険な季節とも言えるでしょう。
家屋の壁や屋根で比較すると、最も雨水の影響を受ける箇所は屋根や屋上です。屋上であればご自身で目で確認できる事もあります。直ぐにメンテナンスしないといけないと判断ができると思いますが、屋根の場合は梯子や足場を建ててからではないと確認できないのことが多く、雨漏れの被害が確認できるようになった場合は既に壁の内部まで雨水が浸入している事もあり手遅れになる事もあります。
そこでオススメの対策ですが、5年おきに業者に写真や点検だけでもしてもらうということです。実際の工事にならなければ調査費の数万円ですむことも多く、多額のメンテナンス工事に発展しにくいのでお勧めします。
またその時にサーモグラフィーなどで判断できる非破壊検査もできれば、壁を壊さないで壁の内部の状況判断ができます。この機械を持っている業者はあまり多くはいませんが、梅雨時期の雨漏り対策を本気で考えるのであれば、非破壊検査ができる機械も持っている業者に調査してもらうといいでしょう。
屋根で特に気を付けるポイントは、釘などビス・ねじを使っている箇所の貫通部分、コーキング箇所、錆びている箇所、欠損し得いる箇所などです。一般的に多いスレート屋根やコロニアル等の下には防水シートがあるので直ぐに雨漏れになる事はありませんが、雨漏れする場合はこの貫通部が適切に処理されていない事が殆どです。
なので新築時からなにもメンテナンスしていない方は要注意ですので、早め早めにプロの診断士に見てもらいましょう。