中秋の名月とスーパームーン
昨日、9月27日は「十五夜」でしたね。
中秋の名月といわれ、お供え物をして「お月見」を楽しむ日です。
そして、そして、本日9月28日は最近の言葉で「スーパームーン」が見られる日です。
「お月見」で楽しむ日が2日続けて訪れるなんて、贅沢至極ですね。(笑)
「十五夜」にお供え物をするのは、信仰の対象でもあったからのようです。
ススキを飾り月見団子を供える!昔からの風情ですが、ではいくつ供えるの?なぜススキなの?
いろいろな諸説があるようですが、お団子は12個か15個のようです。
12個は:その年に出た満月の数を供えるとされて、平年は12個、閏年は13個
15個は:15夜だから15個だそうです。
並べ方は
12個:3×3を四角に1段目、上に3個
15個:3×3を四角に1段目、2段目に4個、3段目に2個
ススキを飾るのは
ススキは神様の依り代と考えられており、稲穂が実る前なので、稲穂に見立てたススキを飾ると
言われているようです。
月見団子が丸いのは、満ち欠けする月が満ちる姿を模しているからで、豊作祈願や収穫祝いに加え
ものごとの結実、健康や幸福を表しています。
十五にちなんで、1寸五分(4,5cm)の丸い団子を作ると縁起がいいと言われています。
ただ、まん丸はダメだそうです。まん丸は死者の枕元に供える「枕だんご」に通ずるそうで、少し
楕円につぶします。
スーパームーンとは、「極上の月」「特大の月」といわれ、通常より大きく光輝く月の見られる日です。
実際は、月が地球に最も近づくので大きく綺麗に見れる日のようです。
「西から昇ったお日様が東に沈む」は天才バカボンでした!
月は太陽と逆で、西から昇って東に沈むと思っている方も多くいるようですが、
実際には月も太陽と同じように、東から昇り、南を通って、西に沈んでいくようです。
27日がほんの少し楕円の「中秋の名月」 そして
28日が真ん丸の輝かしい「スーパームーン」
見比べて楽しんでみてはいかがでしょうか?