外壁リフォームの時期のチェックポイント
建物の外壁リフォームの時期はどれくらいがちょうどいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
一般的には7～10年程度で外壁の塗り替えが必要、サイディング外壁のシーリングなどの部分補修や鉄部などの錆止め塗装などは3～5年程度でメンテナンスが必要などと言われていますが、本当に外壁のリフォームが必要な時期は建物によって異なります。
外壁リフォームが必要になる時期は、建物として緊急性があるリフォーム、定期的なメンテナンスのためのリフォーム、住環境の変化に伴ってのリフォームなど建物や住んでいる人の生活によっていくつもリフォームのタイミングが訪れます。
その中でも、定期的に外壁を守るメンテナンスのための外壁リフォームが一番多いでしょう。
外壁の定期メンテナンスの時期
外壁リフォームの最適な時期は、外壁にクラックやひび割れなどの劣化症状が出る前に塗装工事で修理・修繕することで費用を抑えることができます。外壁リフォームの場合は、劣化症状が悪化するほど修復が大変になってしまうのでその分費用も高額になってしまう可能性があります。
まだ外壁にひび割れなどが見当たらない場合は、一般的に言われている新築後7～10年程度で一度外壁診断を受けて外壁材が悪化する前に外壁塗装をすることをオススメします。人間の体と一緒で病気になる前に定期的に健康診断を受けたり、病気にかかった場合も早めに診察を受けることで悪化することを防ぐことにつながります。
一般住宅の場合
一般的な2階建てや3階建ての戸建て住宅の場合は、外壁リフォームのタイミングは新築後7～10年程度で外壁の塗り替えを行うことで、建物を長期的に守ることにつながります。
もちろん、外壁の劣化症状（クラックやひび割れなどの目で見て外壁材の劣化が分かる状態）が出ている場合は、早めの外壁リフォームが必要な状態です。
アパート・マンションなどの集合住宅の場合
アパートやマンションなど居住者がいる場合は、建物の規模によって管理組合がある場合やオーナー様・不動産会社様が決定する場合などがあると思います。建物を長期的に守るためには長期修繕計画のように、新築後5年ごとに共用部分の補修、10年で外壁塗装工事、15年で屋上の防水工事などのように定期的なメンテナンスの計画を立てることが大切です。
その他の建物の場合も、外壁リフォームのタイミングは大きく変わらないので、建物の美観性や安全性をを長期的に保つのであれば、早めのメンテナンスがとても大切です。
